竹田恒泰氏「弁護士ソムリエと呼んで」裁判経験は「40~50回」
日刊スポーツ / 2024年7月21日 16時21分
明治天皇の玄孫で作家竹田恒泰氏が、21日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演。自らを「弁護士ソムリエ」と称した。
この日のテーマは「司法の闇」。衆院議員や東京地検特捜部副部長を務めた弁護士の若狭勝氏、元財務官僚で信州大特任教授の山口真由氏、弁護士の本村健太郎氏らとともに議論を展開した。
父で、JOC前会長の竹田恒和氏が巻き込まれた東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件にも言及。竹田氏は「(金銭受領を否定しており)父は受け取っていない。(検察は)散々、圧迫をかけておいて逮捕もして、基本的に謝罪しない。だから、いまだに『諸悪の根源である竹田はのうのうと』なんて、思われてるんですよ」と語った。
検察、弁護士など、法曹界の「闇」についてのトークは続き、弁護士をめぐる環境、トラブルへ話題が進むと、竹田氏が切り出した。
「僕は、10代後半から実家のトラブルやら、もうここまで、40~50回、裁判やってます」
裁判経験が豊富ゆえ、その経験則からの思いを話した。
「最悪なのは、着手金詐欺。大きな事務所だと、何千万円になるんですよ。それで最初は豪華な部屋に通されて、偉い人もたくさん(来て話を聞いた)。で、(着手金を)振り込んだ途端、次から粗末な部屋で、20代の若いのが(話を聞いた)。勝っても負けても、関係ないから」
着手金を得た後は、真剣に事案に向き合っていると感じられない、もしくは向き合っていないとしか思えない弁護士もいたという。
これに、本村氏は「大きく分けると、着手金、報酬で、2段階で払う場合が多いです。着手金をまずもらって、報酬という」とフォロー。竹田氏は、うなずきつつ「弁護士ソムリエと呼んで」と呼びかけていた。
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