笑福亭仁智、若手落語家の三題噺王決定戦に「才能を発見できるチャンス、奇抜なセンスに期待」
日刊スポーツ / 2024年7月22日 13時15分
上方落語協会会長笑福亭仁智(71)が22日、大阪市の天満天神繁昌亭で「第4回『落語と絵本のアニュアーレ』三題噺お題決め公開抽選会」の司会を務めた。
同大会は一般財団法人大阪市コミュニティ協会と上方落語協会が共催。三題噺王とそれにまつわる絵画の優秀作品を決定する。ファーストラウンド(9月23日、大淀コミュニティセンター)を突破した6人で決勝(25年1月31日、天満天神繁昌亭)が行われ、決勝進出者のネタは絵本化される。
この日は桂咲之輔(40)、笑福亭呂好(43)、月亭天使(49)、桂鞠輔(38)、桂福枝(35)、桂三実(31)、露の新幸(49)、桂雪鹿(34)、桂源太(28)、笑福亭喬龍(31)、月亭柳正(24)が出席し(桂紋四郎、桂笑金は欠席)、ファーストラウンド出場者13人のお題が決められた。
人、場所、物のお題から1つずつくじ引きし、「赤ちゃん」「港」「たこ焼き」を引き当てた天使は「本になるよう頑張ります」と絵本化される決勝進出にロックオン。
「カメラマン」「新聞社」「ドローン」を引いた三実は「今、できるな」と早くもネタが頭に浮かんだ様子。「決勝まで行って、新聞社のカメラマンさんにも来ていただいて、賞金もらって、“どろん”したいと思います」とボケる余裕を見せつけた。
仁智会長は「警備員」「宇宙」「電動キックボード」に決まった咲之輔のお題が「バラバラやから楽しみですね」と1番気になるという。
決められたテーマの中で創作することは「自分の才能を発見できる良いチャンス」とし、「どんなシチュエーションで、どんな感じのタッチの噺になるのか。ゼロからなので楽しみ。奇抜なセンスに期待してます」と、どんな落語が飛び出すのか楽しみにしていた。
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