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ごみ屋敷清掃芸人「六六三六」柴田賢佑 出版は滝沢秀一イベントでの奇跡

日刊スポーツ / 2024年7月22日 15時2分

「ごみ屋敷ワンダーランド~清掃員が出会ったワケあり住人たち~」を出版した「六六三六」柴田賢佑

お笑いコンビ「六六三六」(ろくろくさんじゅうろく)柴田賢佑(38)が、「ごみ屋敷ワンダーランド~清掃員が出会ったワケあり住人たち~」(白夜書房)を出版、日刊スポーツの取材に応じた。

出版のきっかけは所属事務所の先輩であり、“ごみ清掃芸人”としても先輩となる「マシンガンズ」滝沢秀一(47)に声をかけられ参加したイベントだった。ごみ屋敷清掃の現実や今後の夢などを聞いた。

-出版に至った経緯は?

柴田 滝沢さんのトークイベントに呼んでもらって、ごみ屋敷清掃の話をしたら好評だったんです。滝沢さんは本を出していますが、滝沢さんの(出版社の)担当の方が見ていてくれて、その時にもう書籍化の話しが決まりました。イベント後に「まだまだネタはあるんですか?」と聞かれて、「あります」で決まりました。

-そもそも、ごみ屋敷清掃を初めてきっかけは?

柴田 本ではマイルドに書いていますが、嫁が…。芸人だけで食べられず、週6でコンビニの夜勤バイトをやっていました。その頃結婚も考えていて、彼女に話すと、芸人を続ける条件が「僕の収入だけでやっていけること」でした。それで嫁の知り合いが、特殊清掃人の話しをもって来たです。でも、週6入ってるじゃないですか。「無理だよ」と言ったら、「日曜日空いてるよね?」って(笑い)。

-その時点で結婚は?

柴田 まだでしたが、考えていました。だからそれを受け入れて、そこから週7になったんです。ごみ屋敷清掃は朝からですが、夕方に帰って来て仮眠して、そこから夜勤に行く。そんな日々を過ごしていました。

-その間お笑いは?

柴田 やっていなかったすね。お笑いが入るとバイトが減るので、収入が減っちゃうんです。それで、「じゃあこの分どう補填(ほてん)するの?」って。

-女性は強いですね

柴田 本当にそうですね。でも、現実的にはやっぱり太陽を浴びる仕事の方がいいなと思たし、毎回違う現場に行くのが新鮮で、ごみ屋敷清掃1本にしました。

-実際にやってみてどうでしたか?

柴田 それこそ足の踏み場もなかった部屋がきれいに片付くんです。それが面白くて、感動的でした。

-抵抗はなかった?

柴田 無かったけど、とにかくゴキブリが苦手なので、これさえ出てこなければ苦ではないです。

-本にはさまざまなケースが登場しますが

柴田 そうですね。千差万別です。おしっこをペットボトルにして陳列している人とか。僕は「尿ペ」と呼んでいますけど。あとはお弁当の容器が散乱していたり、女性で言えばコスメ系だったりですね。

-太田プロで言えば、「宮下草薙」の草薙航基さんの部屋の話しも聞きます

柴田 ペットボトルが大変だとか聞きますね。恐らく極度の面倒くさがり屋だと思います。家を見てないのですが、多分ゴミ屋敷の中ではきれいな方で“ちゃんと整頓されているごみ屋敷”だと思います。

-ごみ屋敷にしてしまう人の特徴とかありますか?

柴田 「えっ、この人が?」というのもありますが、「ごみ屋敷になりそうだな」と感じることはあります。乱れとか違和感を気にしない人ですね。例えば、背負っているリュックの肩がねじれていても気にしない人とか。あとは、携帯のストラップとかに、あり得ないくらいアクスタとか着いている人も心配です。まあ、独断ですけど! あとは、ごみ屋敷になっていることに気付いてない人も、一定数いると思います。

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