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コバホーク小林鷹之氏、自民総裁選出馬問われ「今は力を高めることに尽きる」前のめり質問に苦笑

日刊スポーツ / 2024年7月23日 5時15分

小林鷹之前経済安保相(2023年撮影)

今年9月の自民党総裁選に向け、若手のホープとして注目が集まっている「コバホーク」こと小林鷹之前経済安保担当相(49)は22日夜、BSフジ「プライムニュース」(月~金曜午後8時)に出演した。自身に注目が集まっていることについて「取り上げていただいていることはありがたい」としながらも、総裁選出馬を促す質問は慎重な言葉でかわした。

22日に発表されたFNN世論調査の「次期自民党総裁にふさわしい人」の調査で、トップの石破茂元幹事長の24・7%に対し、小林氏を挙げた人は0・1%という数字が紹介された。この結果について問われた小林氏は「そもそも、世論調査の枠の中に入れて頂いていること自体が非常に光栄です」とコメント。財務省官僚を経て2012年に衆院初当選したが「地盤、看板、カバンがない状態で国政を志し、まだ当選4回で知名度もない。そういう状況の中で取り上げて頂いていることはありがたい」とした上で「もしかすると、今、自民党が置かれている危機的状況の中で取り上げていただいているのかもしれない。こうした思いを率直に受け止め、引き続き研さんに励んでいきたい」と述べた。

キャスターの反町理氏に「9月の総裁選はご自身の視野に入っているのか」と問われると、「総理総裁を目指すかという問いについては、国政を志した時点から、いつかは…いつかは、かじ取りを担えるような人材になりたいという思いを持ってきた。先輩のみなさまにもご指導をいただき、自分なりにも研さんを積んできたつもりだ」としながらも「今は、まだ自分の政治家としての力をとにかく高めるということに尽きると思います」と述べるにとどめた。

総裁選出馬には20人の推薦人が必要なことに触れ「それだけ多くのみなさんに推していただけるような人間にならないといけない。国のリーダーになるということは各国の名だたるリーダーと、国民のすべての命や暮らしをかけ、すべての人たちの国益を背負って対峙(たいじ)しないといけないということ」と述べ、出馬の判断そのものは「最後は自分の意思で決めるべきだと思う」と口にした。

自身の国家ビジョンなども語った小林氏には、反町氏から「(総裁選に)出たら?」「まだ早いんですか?」などと前のめりの質問が相次いだが、小林氏は苦笑いで応じ、明言はしなかった。

総裁選をめぐっては、支持率低迷の岸田文雄首相の再選出馬が焦点になる中、派閥裏金事件で受けたダメージの払拭(ふっしょく)に、中堅、若手の出馬に期待する声がある。その名前から「コバホーク」の愛称を持つ小林氏は要職経験は少ないが、実務能力への評価がある。各社世論調査の「ポスト岸田」常連の小泉進次郎元環境相(43)の出馬論も取りざたされる。

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