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挑決でかなり負けている男・永瀬拓矢九段が藤井聡太王座への挑戦権 王座戦挑決 羽生九段下す

日刊スポーツ / 2024年7月23日 11時57分

藤井聡太王座への挑戦権を獲得して記者会見に応じた永瀬拓矢九段

藤井聡太王座(竜王・名人・王位・棋王・王将・棋聖=22)への挑戦権を争う、将棋の第72期王座戦挑戦者決定戦(主催・日本経済新聞社、日本将棋連盟)、羽生善治九段(53)対永瀬拓矢九段(31)戦が22日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた。

午前9時から始まった対局は、午後8時15分、後手の永瀬が114手で勝ち、挑戦権を獲得した。永瀬は前期4期連続で保持していた王座を藤井に奪われた。6年連続6回目の登場となる今回は、藤井と立場が入れ替わってのリベンジマッチとなる。第1局は9月4日、神奈川県厚木市「元湯陣屋」で始まる。

永瀬は終局後、共同会見に応じた。そのなかで、挑戦者決定戦での敗戦が多いことに、「かなり多く負けてしまったので、ここで結果を出せることができてよかったのと、それが王座戦というのは運命を感じます」と話した。

藤井が初のタイトル挑戦を決めた2020年(令2)6月の棋聖戦挑戦者決定戦の相手は永瀬だった。その直後の王位戦挑決、翌21年の竜王戦挑決3番勝負も永瀬は藤井に敗れ、勝って挑戦者となった藤井はタイトルを奪取した。このほか、21年棋聖戦は渡辺明、同23年は佐々木大地、23年叡王戦は菅井、翌年は伊藤匠、23年竜王戦も伊藤と、ことごとく敗れている。22年棋聖戦以来、2年ぶりのの挑戦権獲得となる。

「歴代で見て、ほかの棋士にないくらい挑決で負けている。それが払拭できたわけではないですけど、傾向を変えることができたのがよかった」と、自ら納得するかのようだった。

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