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「失礼芸」粗品が明かしていた真意「27時間のためにこのペースで」宮迫呼び捨ても伏線だった?

日刊スポーツ / 2024年7月23日 12時52分

霜降り明星の粗品(2024年3月撮影)

フジテレビ系「FNS27時間テレビ 日本一たのしい学園祭!」(20日午後6時30分~21日午後9時54分)が「粗品劇場」で幕を閉じた。総合MCを務めたお笑いコンビ、霜降り明星の粗品(31)が最大のインパクトを残した。粗品にとって「27時間」は壮大な「伏線回収」の場だった。

数カ月前から伏線を張り巡らせていた。粗品は4月12日放送のフジテレビ系トークバラエティー番組「酒のツマミになる話」で大胆に「ユーチューバー、おもんない(面白くない)」と宣言。「芸人なのにユーチューバーおもろいやんって言ってるヤツ、めっちゃ嫌いで。宮迫とか。先輩じゃないんで。辞めてんから。先輩ちゃうやろ! あんなもん」と元雨上がり決死隊の宮迫博之を呼び捨てにして、口火を切った。以降「粗品VS宮迫」はネットニュースで書かれまくり、お笑い業界にとどまらない広がりを見せた。

そんな自身の「失礼芸」について語る一幕があった。MCを務めるニッポン放送「霜降り明星のオールナイトニッポン」の6月29日放送回で、粗品が自身の「失礼芸」について言及した。相方のせいや(31)から「ネットニュースとかいっぱい上がってるけど、これに尽きるんですよ。失礼芸が好き。お前は失礼が大好きや。なんでなん、好き過ぎるやろ!」と話を振られると、粗品は「めっちゃくちゃ好き。されんのもめっちゃ好き」と告白。続けて「やっぱこの失礼芸の“人(ニン)”と俺のやりたいことと、世間の評価が今すごい状態になってる。もう“グーーーーーン!”っと」と説明。そして「27時間のためにこのペースでやってきたからな」とハイペースの理由は「27時間」だったことを明かした。

粗品は「27時間」開始早々から「伏線回収」を始める。「失礼芸」をSNSやテレビを通じて定着させることに成功していた粗品は、フジテレビ港浩一社長を前に「大谷の家、すみませんでした、ということで」といきなり切り出してエンジン全開。「さんまのお笑い向上委員会」では明石家さんまを呼び捨てし、西川のりおや嘉門タツオを「みーんな老害」呼ばわりした。「粗品クイズ」では大喜利のお題で「松本人志、いま何してる?」とぶっ込んでみせた。「逃走中」では復活後に“裏切りの自首”で賞金150万5100円を獲得した。X(旧ツイッター)では「粗品復活」「粗品自首」「粗品最高」「粗品クズ」などと次々とトレンド入りした。

エンディングではともに総合MCを務めたチョコレートプラネットの長田庄平から「俺と粗品が最後、涙流すっていうのがあったんですけど、実はオープニングの前にここまで来られたっていうので2人で泣いて」と暴露され、通算4回泣いたという。時折、目に涙をためながら、最後に粗品は「みんなありがとうございました。最高でした! 行きますよ~カギ~!」と締めくくった。

「27時間」放送翌日の22日午前には、ユーチューブチャンネル「粗品のロケ」で「27時間テレビの粗品にダメ出ししまくった」と題した約20分の動画をアップ。番組終了の打ち上げをスルーして、21日22時40分頃には動画撮影を始めたと明かした。そして粗品は動画スタッフからのツッコミを受け、指摘された部分うぃ1つ1つていねいに説明していった。動画コメント欄には「27時間テレビ終わって打ち上げも行かず、すぐこれ撮ってるのあまりにも奇人すぎる」などと書き込まれていた。

歩みを止めないのが粗品である。粗品にとって「27時間」はゴールではなく、通過点、「伏線回収の場」ではなく「大きな伏線」の1つなのかもしれない。これからも粗品の「失礼芸」から目が離せない。

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