蓮舫氏「バイデンさんは孤独だったと思う」米大統領選に言及「アメリカ、楽しみじゃない？」

蓮舫氏（2024年7月7日撮影）

東京都知事選に出馬した蓮舫前参院議員（56）は23日夜、自身のインスタグラムでライブ配信を行い、状況が刻々と動いている米大統領選について言及した。

都知事選後、今月13日以来、2度目のライブ配信となった蓮舫氏。前回と同様に長男との対談形式でライブ配信を進める中で、「まだ学びたいと思うのはすごい」と声をかけられると「もっと学ぶよ。本当に勉強しようとも思う」とした上で「特に、アメリカ楽しみじゃない？。やっぱり、民主主義の可能性っていろんなところに出てくるんだよね。それを選ぶのは民だから、民の決断が時代の象徴だと思っている。私は結構、期待しちゃうなあ」と、大統領選の行方への関心とともに今後の展開に思いをはせた。

米大統領選をめぐっては、当初、戦いを継続するとしていたバイデン米大統領が21日（現地時間）、電撃的に撤退を表明し、カマラ・ハリス副大統領を事実上の後継に指名。米メディアは、ハリス氏が党候補指名を確実にしたと伝えており、来月の民主党大会で正式に党候補に指名される見通しだ。

蓮舫氏は「バイデンさんの、あの勇退の勇気。孤独だったと思いますよ。アメリカのトップで…」と、選挙戦撤退についてコメント。「ここで引くというのは、次の世代に…」と水を向けられると「そうなの。つなげるということ。すごいよね」と、バイデン氏の決断を評価した。

「アメリカの結果は世界を震撼（しんかん）させる。日本も例外ではないと思う。影響はすごく大きい」と、結果が世界にもたらす影響力の大きさに触れた上で「（トランプ氏、ハリス氏の）どっちになっても、新しい風が出てくる」と、長男に話しかけられると「まだ分からない。手を上げる人が何人いるかも」と述べ、今後の動向を見守る認識を示した。