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「キャプテン翼」高橋陽一さんの原画展が24日開幕「漫画家人生の集大成」日本橋三越本店で

日刊スポーツ / 2024年7月24日 5時0分

「キャプテン翼原画展」のオープニングセレモニーに出席した作者の高橋陽一氏と南葛SCの稲本潤一(撮影・中山知子)

世界中で愛されているサッカー漫画「キャプテン翼」の作者で漫画家の高橋陽一さん(63)は23日、東京・日本橋三越本店で行われた「キャプテン翼原画展 ~FINAL そして未来へ!」(7月24日開幕)のオープニングセレモニーに出席した。

この原画展は、累計発行部数は国内外で9000万部を超え、今年4月、43年に及ぶ雑誌連載が終了した「キャプテン翼」の歴史を堪能できるイベント。カラー原画や漫画原稿など150点以上が展示されているほか、高橋さんの仕事場を再現したコーナーや多くのコレクション、イニエスタら世界的なサッカー選手から贈られたサイン入りユニホームの数々も目にすることができる。

サッカー元日本代表で現在、南葛SCに所属する稲本潤一(44)らとセレモニーに登場した高橋さん。「高校を卒業して、原稿を持ち込みした時からの原画が飾られています。ぼくの漫画家人生の集大成がここにあると思います」とあいさつし「ふだんは印刷されたものしかみなさんの手元には届かない。生の原画はこういうものだなあということをたくさんの方に楽しんで頂けたら」と口にした。

「キャプテン翼」は今後、鉛筆描きによる「ネーム形式」という形での連載という、新たな形の挑戦が始まる。高橋さんは、連載終了を受けた反応について「ぼくの周りだと、(理由を)説明すると納得してもらえる。今回の判断は、間違っていなかったのではないかと、自分なりには思っています」と語った。連載が終わった後の3カ月については「これからはネームという形で鉛筆書きの連載になる。同じように描いていますし、アイデアを出してネームをつくる作業もこれまでと同じ。逆に、ペン入れをしなくなったので、ペンが懐かしく、たまにはペンをもって書きたいなと思っている。今まではスタッフが入ってくれ、アシスタントとワイワイやりながら描いていた。それがなくなったので、ちょっとさびしい気持ちです」とも、漏らした。

原画展は同店本館7階の催物会場で8月5日まで。今月27日には本館1階で高橋さんのスペシャルトークショーも予定されている。

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