パックン小林製薬の対応「言い訳になりません」 「紅こうじサプリ問題」の報告書で人手不足

パックン（2023年撮影）

お笑いコンビ、パックンマックンのパックンことパトリック・ハーランが24日、フジテレビ系「めざまし8」（月～金曜午前8時）に出演。紅こうじサプリメント関連での健康被害が起きている小林製薬の対応について「あり得ない。言い訳になりません」と断じた。

小林製薬は弁護士からなる調査委員会がまとめた報告書を23日に発表。8年前に始めた紅こうじ関連サプリメント事業を、徐々に拡大した。健康被害が報告されている紅こうじサプリ原料を生産した大阪市の工場（昨年12月末閉鎖）も紅こうじの培養タンクを増設するなど、生産能力を強化していた。一方、人手不足が常態化していたと報告書では記されていた。

パックンは「品質管理、衛生管理が大事。役員の数を減らしてもすべき。飛行機なら整備が大事ですけど、その人員を減らす訳がない」と語った。

小林製薬は23日、小林一雅会長（84）と小林章浩社長（53）の引責辞任を決めた。「（企業の）対応は最終的に我々の目に入る。法律で定められている以上の対応をしてほしい」と要望していた。