ヘンリー王子、エリザベス女王の母が残した多額の遺産一部を相続か ９月に40歳で850万ドル

ヘンリー王子（2023年8月撮影）

英国のヘンリー王子（39）が、今後数週間以内に曾祖母である故エリザベス女王の母（皇太后）がのこした多額の遺産の一部を相続する予定であることが分かった。複数のメディアが報じている。

米ニューヨーク・ポスト紙によると、9月15日に40歳の誕生日を迎える王子は、40代に突入するにあたり、850万ドルの遺産を受け取る予定だという。

英ミラー紙によると、エリザベス皇太后は、7000万ポンドの資産を所有しており、家族のために信託基金に預けていたという。ウィリアム皇太子とヘンリー王子兄弟のための割り当ては、1400万ポンドになるが、王室の財政管理上の取り決めによって王位継承順位の低いヘンリー王子の方が将来の国王である兄よりも多くの遺産を受け取ることが見込まれているという。一方、王子はこの遺産に対して税金を支払わなければならないと伝えられている。

王室を離脱したヘンリー王子とメーガン妃夫妻は、20年9月に動画配信大手ネットフリックスと大型契約を結んでいるほか、王室離脱に際して父チャールズ国王（当時は皇太子）から多額の支援金を受け取ったとされており、最新の推定純資産は6000万ドルに上ると伝えられている。（ロサンゼルス＝千歳香奈子通信員）