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藤井聡太名人の就位式「初の防衛戦、昨年以上に身の引き締まる思いあった」豊島将之九段を退ける

日刊スポーツ / 2024年7月24日 19時24分

名人就位式で推戴状を手にする藤井聡太名人

将棋の第82期名人戦を制した藤井聡太名人(22)の就位式が24日、東京都文京区「ホテル椿山荘東京」で行われた。今期の7番勝負は4勝1敗で豊島将之九段(34)の挑戦を退け、初防衛を果たした。

開幕局(4月10、11日、椿山荘)、第2局(4月23、24日、千葉県成田市)と押し込まれながら、逆転勝ち。第3局(5月8、9日)はタイトル戦史上初めての空港対局を制した。大分県別府市での第4局(5月18、19日)こそ落としたが、北海道紋別市の第5局(5月26、27日)で決めた。

藤井は謝辞で、「今期の名人戦は私にとって初めての防衛戦となり、昨年以上に身の引き締まる思いがありました。対局を振り返ると、1局ごとに異なる戦型となり、新鮮な気持ちで盤に向かうことができたと感じています。一方で、経験の少ない展開においてミスも少なからず出てしまい、力不足を実感するところもありました。それでも持ち時間の長い名人戦の舞台で将棋の難しさと向きあうことができたのは、本当に大きな財産になったと感じています。この経験を生かして今後も実力を高めていけるよう、精進していきたいと思っています」と述べた。

藤井は現在、昨年の名人戦で激突した渡辺明九段(40)との王位戦7番勝負を戦っている。現在1勝1敗。先に4勝すれば通算5期獲得となり、棋聖5連覇による「永世棋聖」獲得に続き、永世称号となる「永世王位」を獲得する。

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