英ヘンリー王子のインビクタス・ゲーム、13年ぶり英国開催決定もメーガン妃は欠席か？

ヘンリー王子（2023年8月撮影）

英国のヘンリー王子（39）が立ち上げた負傷兵士らのための国際スポーツ大会インビクタス・ゲームが、13年ぶりに英国で開催されることが分かった。しかし、安全上の懸念から妻メーガン妃（42）が欠席する可能性があると、英エクスプレス紙などが報じている。

このほど、来年2月のカナダのバンクーバー・ウィスラー大会に続き、27年大会が英バーミンガムで開催されることが決まった。2014年に第1回が英ロンドンで開催されて以降、英国で開催されるのは初めてとなる。

しかし、第1回から昨年のドイツ・デュッセルドルフ大会まで全ての大会に出席している妃は、この記念すべきバーミンガム大会を警備上の理由で欠席する可能性が浮上している。

王子は、英国滞在中の自身と家族の安全対策を巡って英警察による警護を求めて政府を提訴していたが、今年に入って敗訴している。裁判で王子は、アーチー王子（5）とリリベット王女（3）を英国に連れて帰ることはできないし、「妻をそのような危険にさらすこともできない」と語っていた。

英デイリー・メール紙によると、王子は5月に控訴する許可を得たが、これが却下された場合は家族の安全上の懸念から単身で出席せざるを得なくなる可能性があると伝えている。

2020年に王室を離脱して以降、メーガン妃が英国の領土に足を踏み入れたのは2022年9月にエリザベス女王が死去した時が最初で最後。今年5月にロンドンで行われたインビクタス10周年を記念する式典も欠席しており、飛行機の経由でロンドンに立ち寄ることはあっても入国はしていない。

かたくなに英国訪問を拒否していると伝えられており、3年後の大会に妃が姿を見せるのかどうか早くも世間の注目が集まっている。

一方、PR専門家はエクスプレス紙に、「英国での評判を回復したいのであれば、王子と一緒に出席すべき」だと妃に警告している。（ロサンゼルス＝千歳香奈子通信員）