ヒカル、YouTube広告収益減少問題「バブルは終わった」

ヒカル（2022年11月撮影）

ユーチューバーのヒカル（33）が25日、X（旧ツイッター）を更新。広告収益などが減少するYouTube業界の行く末などについて私見を述べた。

ホテルやアパレルブランドの経営など実業家としても活躍するヒカルは24日、「ホテル大失敗…リザード上場の雲行きが怪しくなってきました」と題した動画を公開。現在はアパレルブランド「ReZARD」の上場を目指しているが、「貪欲なんでもっともっと上に行かないと。宣言しておきますけど、2～3年で上場しますけど、2～3年で100億くらい不動産買いますよ。本当に俺の価値は年々上がっていってる、マジで。1本の動画の訴求の効果もどんどん上がっていってるんですけど、2～3年後なんて正直、もっと上がってます。100億以上の価値、俺は持ってるはずなんで、どう考えても」と豪語。

「だからそこぐらいまで駆け抜けようと思っています。『王になる』って常に言ってるんですけど、まずは不動産王、ホテル王になるところからスタートしてるんで」と意気込みを語った。

また、ユーチューバーとして全盛期を迎えるだろうと予想する数年後の自分について「昔から、YouTubeと芸能の世界が融合していくって見ていたんで、芸能のトップと僕は気軽に絡むようになってると思います」と推測。

これまであまりほかのユーチューバーと絡んでこなかった元ジャニーズ事務所のアイドルなども、今後はドラマや映画の番宣等でYouTubeを積極的に利用しようとする時代が来ると予想し、「『どこのチャンネル使おうか』ってなったとき、絶対『ヒカルch』にスポット当たるってわかってるんですよ。そうなったときに、再生数も明らかに今よりも高くなるし、影響力も確実に増える。（動画再生数は）アベレージ300（万回）はとれると思う」と見据えた。

その後、Xではこの動画がビジネスをメインとした内容でありながら、再生数が公開から16時間で96万回に達したことを受け、「きっと一週間、二週間ほど前は一部の厳しい目を持つ視聴者は再生が落ちてきてるからと揚げ足をとってきたしビジネス動画が多すぎると愚痴をこぼしていたと思う」と一部の批判的な声の言及。

「もっとエンタメ動画ばかりを出して欲しい」という要望について「その意見はわかる　痛いほどにわかる」としながらも、「でも無理だ　今のYouTubeの世界は広告収益だけで夢を見れる時代ではない　そのバブルは終わったと理解してほしいし　その目先の再生だけを追ったものの末路は長期的にみての衰退か崩壊だと確信している」とキッパリ。

「だからこそ別軸の柱を大きくすることに5年ほど前から着手してきた　この方向性が間違っているとは到底思えない」と自信をみせた。