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役所広司「日本映画のため、映画ファンのために必死に働く」川喜多賞受賞 主演作が国内外で評価

日刊スポーツ / 2024年7月26日 19時8分

第42回川喜多賞受賞式に出席した役所広司

役所広司(68)が26日、都内で「第42回川喜多賞贈賞式」に出席した。

川喜多賞は故川喜多長政・かしこ夫妻、川喜多和子と親娘二代が半世紀以上にわたる長い間、映画を通じて国際間の友好を深め、理解を増すことに努めた業績を記念して創設。日本映画の発展に寄与し、映画を通じ国際的な文化交流に成績を上げた個人または団体に贈られる。

役所は96年に公開された映画「Shall we ダンス?」をはじめ、近年も映画「すばらしき世界」「PERFECT DAYS」など、主演作が国内外で高い評価を受けた。

壇上であいさつした役所は「10年くらい前に黒沢清監督がこの賞を受賞した時にあいさつをさせていただきました。まさか僕が頂ける日が来るとは夢にも思っていませんでした」と感慨。過去には仲代達矢(91)や、大島渚氏、黒沢明氏(ともに故人)らが受賞しており「受賞された方がそうそうたるメンバーで、俳優としての影響を受けて尊敬する方々ばかりでした。もしあの世で川喜多賞を受賞した人たちのパーティーがあるとなると、とても緊張して楽しめないパーティーかなと想像します」と、やわらかいユーモアを交えながら最敬礼。同賞を創設した故川喜多長政・かしこ夫妻への敬意を払い、「あらためて川喜多かしこさんの映画に対する思いや教えを肝に銘じて日本映画のために、映画ファンのためにも必死に働こうと思います。本当にありがとうございました。素晴らしい賞を頂きました」と深々と頭を下げた。

映画「すばらしき世界」では役所は刑期を終えて出所した元殺人犯を演じ、同作はシカゴ映画祭で観客賞、役所が最優秀演技賞を受賞。第45回日本アカデミー賞で役所の優秀主演男優賞をはじめ、作品賞、監督賞、脚本賞、助演男優賞、撮影賞、照明賞の7部門で優秀賞を受賞した。

渋谷のトイレの清掃員として働く主人公を演じた「PERFECTDAYS」は、第47回日本アカデミー賞で優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞を獲得。80以上の国と地域で公開され、受賞こそ逃したが米アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされるなど国内外で高い評価を受けた。

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