「名探偵のままでいて」で「このミス」大賞の小西マサテル氏 森健ラジオに“越境出演”

中国でも「幻覚探偵」と題して出版された「名探偵のままでいて」を持つ小西マサテル氏（中）。左は酒井法子、右は森田健作

放送作家小西マサテル氏（58）が28日、俳優森田健作（74）がパーソナリティーを務めるFM NACK5「森田健作　青春もぎたて朝一番！」（午前6時30分）にゲスト出演する。「第21回このミステリーがすごい！」で、デビュー作の「名探偵のままでいて」が大賞を受賞。現在は、ニッポン放送「ナインティナインのオールナイトニッポン」「徳光和夫とくモリ！歌謡サタデー」などを担当している。

22年10月に「第21回このミステリーがすごい！」で大賞の「名探偵のままでいて」は昨年4月に出版され、20万部を超えるベストセラーになった。続編ともいうべき「名探偵じゃなくても」も出版されている。

小西氏は香川県高松市生まれ。高校時代に落語研究会に入部したのが大きな契機となった。番組では「落語研究会の1学年先輩にウッチャンナンチャンの南原（清隆）さんがいたんです」と明かした。そこからの関係が続き、ニッポン放送「ナインティナインのオールナイトニッポン」を担当している他、単独ライブ「南原清隆のつれづれ発表会」などの構成も担当している。

放送作家としてはニッポン放送がメインだけに、小西氏は「まさか、NACK5の森田（健作）さんの番組に出演できるとは思わなかった。（番組パートナーの）酒井法子さんにもお会いできて、これも作家になったからこそですね。作家冥利（みょうり）に尽きます」と笑顔を見せた。

アシスタントの酒井法子（53）が「名探偵のままでいて」について「テレビドラマとか映画化されてもいいんじゃないかと思いました」と言うと、小西氏は「お話はいくつかおただいていますが、その時には酒井さんにも出演してもらいたい」とオファーしていた。

小西氏は、他にニッポン放送で「笑福亭鶴光のオールナイトニッポン.TV＠J:COM」や「明石家さんまオールニッポンお願い！リクエスト」などを担当している。