【開会式】レディー・ガガが感謝の言葉で開幕宣言「さあ、競技を始めましょう！」

開会式でパフォーマンスを披露するレディー・ガガ（ロイター）

26日に行われたパリ五輪開会式でパフォーマンスした米歌手レディ－・ガガ（38）が、インスタグラムを更新。

開会式のオープニングパフォーマンスを任されたことに感謝の言葉をつづった。

パリ市内を流れるセーヌ川沿いで行われた開会式で、黒いドレスをまとったガガは、ピンクの羽根でできた大きな扇子に隠れて登場。パリのキャバレーショーのような演出の中、フランスのバレリーナでシャンソン歌手ジジ・ジャーメルさんが1961年にリリースした楽曲「私の羽根飾りのトリック」を熱唱した。

羽根をまとった豪華な写真を公開したガガは、「私はフランス人アーティストではありませんが、フランスの人々やフランスの音楽を歌うことに常に特別なつながりを感じてきました。フランスの心を温め、フランスの芸術と音楽をたたえ、このような記念すべき機会に地球上で最も魔法のような都市のひとつであるパリをみなさんに思い出させるようなパフォーマンスをしたいと思いました」とコメント。イタリア系米国人のガガがパフォーマンスしたことに、一部で批判が上がっていたことにも言及した。

ガガによると、このパフォーマンスのためにポンポンはフランスの本物のキャバレー劇場のアーカイブからレンタル。フランスを代表するファッションブランド、ディオールと協力して羽根を使用した特注衣装も制作したという。さらに「フランスの古典を現代風にアレンジしたフランスの振り付けを学んだ」と話し、休みなくリハーサルに励んだとコメント。最後はフランスの人たちが自身を歓迎してくれたことに感謝しますと述べ、「一生忘れられない贈り物！　今年のオリンピックに出場するすべてのアスリートの皆さん、おめでとうございます！　皆さんのために歌い、応援できることはこの上ない名誉です。オリンピックを見るといつも泣いてしまいます。皆さんの才能は想像を絶するものです。さあ、競技を始めましょう！」と締めくくった。（ロサンゼルス＝千歳香奈子通信員）