「水ダウ」逆ドッキリ号泣芸人「TBS隠蔽体質」に「クソだろ。あんな会社だとしたら」本音吐露

きしたかの高野正成のXから

お笑いコンビ、きしたかの高野正成（35）が27日放送のTBSラジオ「きしたかののブタピエロ」（金曜深夜3時）に出演。自身が出演し、反響を呼んだ24日放送回のTBS系「水曜日のダウンタウン」（午後10時）について言及した。

「ドッキリの仕掛け人　モニタリング中ターゲットのエグい秘密知っちゃっても一旦は見て見ぬフリをする説」の検証で、高野が逆ドッキリを仕掛けられる役で登場。事務所の後輩で、普段から面倒を見ているガクヅケ木田が“楽屋泥棒”に扮（ふん）して財布から現金を盗む姿を、高野が逆ドッキリでモニターを通じて見るという企画だった。“楽屋泥棒”をモニタリング中に発見した高野は後輩の未来を案じて号泣。その姿が感動を呼び、ネット上で話題となっていた。

ガクヅケ木田の“楽屋泥棒”が発覚した際のTBSのニセ対応を軸に話題が進んだ。ニセ番組のモニターを務めていた高野は後輩の“楽屋泥棒”をTBSに告発するも、「何も見なかったことにする」と言われ、撮影は続行。逆ドッキリとはいえVTRのナレーションは「TBSのありえない隠蔽（いんぺい）体質」と読み上げていた。

高野は後輩芸人の“楽屋泥棒”がもみ消されそうになったことについて「飲み込んだっていうか。その番組（ニセ番組）はとりあえず撮りたいっていうことよ。その後1回話ししましょう、みたいな気分だったの、俺ん中では。だから、あの全部なかったことにするってのはできるかな？　みたいな」と語った。

そして「TBSクソだろ。あんな会社だとしたら。だって俺は芸人なんだもん。俺の仲間は芸人じゃん」とした上で「TBS的にこれは内緒でお願いしますって言われたわけよ。でも俺、仲間芸人なんですよ。これからも芸人の世界で俺はやっていくわけですよ。TBSなんて、別に俺のことを一瞬保証してくれるなんてことでもないぞ。でも芸人は仲間だぞ」と力説した。

勢いは止まらない。「ラジオとかやらせてもらってるけどね」と感謝しつつも「でもそれでTBS的にはみたいなこと言われたから、終わってんなTBS、と思って。よかったよ本当に、ドッキリで良かった」と胸をなで下ろしていた。

今放送は「水ダウ」の反響を受け、事前収録をボツにして再録したという。