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梅沢富美男、石ノ森章太郎さんからの一言が人生の転機に「先生がいなかったら…」

日刊スポーツ / 2024年7月27日 18時47分

映えスイーツに挑む梅沢富美男(右)と浜田雅功(提供:MBSテレビ)

俳優梅沢富美男(73)が27日放送のMBSテレビ「ごぶごぶ」(土曜午後1時54分=関西ローカル)に出演。「仮面ライダー」シリーズなどで知られる漫画家、故石ノ森章太郎さんのアドバイスが、人生の転機につながったことについて語った。

番組では、梅沢がダウンタウン浜田雅功(61)と一緒に、大阪でさまざまな「初体験」にチャレンジ。その合間の移動中のインタビューで、「人生でターニングポイントになった一言」の話題となる。

梅沢は幼少期から大衆演劇の一座で俳優として活動していたが、あまり注目されることもなく「テレビ見ても映画見ても、俺よりヘタクソなのがスターになってる。セリフも棒読みだし…」と嫌気がさし、20歳を過ぎた頃に「もう辞めようと思った」と述懐した。

当時、石ノ森さんの義理の母親が梅沢の母親と友人だった関係から、石ノ森さんも夫婦で梅沢の舞台を観に訪れるなど親交があった。そこで、梅沢は石ノ森さんに「辞めようと思うんですよ」と打ち明けたという。

石ノ森さんから理由を問われ、「言うのが面倒くさかったから、『壁ですかね』って言ったら、(石ノ森さんが)『何を言ってるんだ、バカやろう。お前みたいな無名な役者に壁があるか』と…」と一笑に付されたという。

石ノ森さんは「“壁”っていうのは、売れた人が言うんだよ。俺が何を描いても仮面ライダーだったら、『仮面ライダーしか描けないんだな』って(思われることが)壁だろう? 役者さんはいろんな役をやる。何をやっても同じ芝居だったら、それが壁だよ。お客さんが決めるんだ、壁を。お前みたいな無名な役者に壁はない」と諭した。

そして、「必ず売れるから」と梅沢を激励。梅沢はこの言葉に「トンカチで頭を殴られたみたい」と衝撃を受け、継続することを決意した。

梅沢は当初、舞台では男役を務めていたが、石ノ森さんのリクエストで、歌手ちあきなおみの「矢切の渡し」を踊ることに。その際、兄の故梅沢武生さんから女形を勧められたことをきっかけに女形に転身する。

これが後に「下町の玉三郎」としてブレークする契機になったことも振り返り、「先生がいなかったら、梅沢富美男はなかったかもしれない」と感謝していた。

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