佐々木大地七段が羽生九段下す 昨年棋聖戦と王位戦で戦った藤井７冠と２回戦で激突 JT杯１回戦

佐々木大地七段

第45回将棋日本シリーズJTプロ公式戦（JT杯）1回戦、羽生善治九段（53）対佐々木大地七段（29）戦が27日、静岡市で行われた。対局は佐々木が131手で勝ち、2回戦に進出した。

この結果、2回戦の組み合わせは永瀬拓矢九段対稲葉陽八段（8月3日、福岡市）、渡辺明九段対豊島将之九段（8月31日、広島市）、広瀬章人九段対丸山忠久九段（9月14日、熊本県益城町）、藤井聡太7冠対佐々木（9月21日、札幌市）と決まった。藤井対佐々木戦は昨年の棋聖戦と王位戦と、連続して激突したタイトル戦を一発勝負で再現する。

JT杯は前回優勝の藤井のほか、タイトル保持者、賞金上位のトップ棋士12人が全国を転戦する公開対局で行う勝ち抜き戦。永瀬対稲葉戦と、渡辺対豊島戦の勝者による準決勝は10月12日に大阪市、広瀬対丸山戦とし藤井対佐々木戦の勝者による準決勝は11月2日に愛知県常滑市で行う。決勝は11月24日、東京都江東区「東京ビッグサイト」で。開催される。優勝賞金500万円、準優勝150万円。