上沼恵美子が脱帽、セリーヌ・ディオン「さすがでございます」歌唱力も報酬も…
日刊スポーツ / 2024年7月29日 13時13分
上沼恵美子(69)が29日、ABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」に生出演。パリオリンピック(五輪)開会式に言及し、パリ、歌手セリーヌ・ディオンに「脱帽」しっぱなしだった。
「開会式、聖火が逆方向いったでしょ? どこいくねん? おもたらルーブル美術館の方へ。見事な開会式やったと思いますわ」
自身はいったん深夜2時にトイレのために起きたが、そのまま寝てしまい、リアルタイムでは見ていなかったが、その後、録画やニュース映像などで確認したようだ。
歴史的建造物の多い町並みを使った開会式の演出に「凱旋(がいせん)門もある。大阪では無理か。石畳でね。ヒールは歩きにくいんですけど、歴史を重んじる、ええわ。ベルサイユ宮殿もあるしな」
4時間半の長さには「長いのは長い。30分ぐらいでも…」と言いつつも、セリーヌ・ディオンの「愛の賛歌」歌唱に触れ、驚いた率直な思いを口にした。
22年12月に神経系の疾患スティッフパーソン症候群と診断されたことを公表。闘病の最中の出演に「病気しはったんやんか。久しぶりでね。さすがでございます」。一部で報酬があると報じられた金額「3億円」にも触れ、「1曲で?」と口にし、歌うだけで話題が集まる状況と、それ以上に、歌唱力に圧倒された思いを語った。
ここでも脱帽した上沼は、さらに「何よりも、1番の大舞台でしょ? 地球上の人が見てるわけですよ。すでに大物やけど、また大物になったな」と語った。
セリーヌ・ディオンについての思いも続け「タイタニックの歌、歌った人やんね。あの歌が、箔(はく)を付けましたよね、映画の」と敬服する思いも口にした。
その上で「やっぱりシンガにーなったら、歌わんと。歌の人はええな。あそこで漫才やってみいな。難しいのにな、芸としては。オリンピックのああいうの見てしまうと、歌がええな」と繰り返した。
その具体例に「不謹慎やけど、親が死んだ時よ」とあげた。
「歌は歌えるけど、漫才にできへんわ。『今親が死んで、焼き場ですわ』って。笑えませんわ」
歌手、歌の持つ力にも敬意を表した上で「やっぱり今回は、歴史的建造物が多いパリっていうのに、脱帽しました」と強調していた。
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