江籠裕奈、フェスやライブに精力的に出演の“理由” 昨年末SKE卒業、２ndシングルへの思い

質問に答える江籠裕奈（2024年6月25日撮影）

元SKE48の江籠裕奈（24）が31日、2ndシングル「プリンセステイラー」を発売する。昨年末にSKE48を卒業し、今年3月にソロ活動を本格始動。同曲にぶつけた思いや、精力的にステージに立ち続ける“理由”を明かした。【玉利朱音】

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江籠は年始にソロ活動開始を発表。「この半年は早かったですね。活動内容もグループ時代と大きく変わるわけではなく、ファンの方との関係性も変わらないままです」と笑顔で話した。

「プリンセステイラー」は、ポップな曲調で“THE　王道”なアイドルソング。一方で「かわいさ」のなかにあるネガティブな感情も表現したメッセージ性の強い歌詞がポイントだ。　作詞に参加し「人が生み出す『かわいい』の裏には、悩みや苦労、ネガティブな気持ちもたくさんあると思っていて。『かわいい』の象徴であるプリンセスをテーマに表したいと思いました」と明かした。アイドル活動13年目となり「アイドルを長く続けてきたからこそ歌えるような二面性を描いた楽曲です」とアピールした。

同曲は、前作の初シングル「はじまる」より前に形になっていたという。「1stシングルは『新たな一歩』をテーマにしたくて『はじまる』を選びました。やっぱりかわいい世界観を表現するのが好きなので、2ndシングルには私の中の王道が詰まってます」。

前作では全身真っ白の衣装だったが、今回は赤とピンクが基調のキュートなデザイン。「曲ごとになんとなく自分の中でテーマカラーがある」といい、「SKE48の時から変わらず同じ方に（衣装を）担当してもらっているんですけど、毎回愛がすごくて。私が伝える数少ないワードから、イメージ通りのものを毎回作ってくださるんです」。

今夏は福岡、大阪、神奈川など全国各地のさまざまなアイドルフェスに出演を決めている。「いろんな地方のファンの方に自分から会いに行けるのはすごくいいことだと思います。ほかのアイドルが好きな方とお会いすることができるのも楽しみです」と話した。

猛暑日も続くが「暑さはけっこう大丈夫かな。これまでいっぱい（暑い中で）ステージをやってきたんで！」とにやり。「SKE48時代に野外ライブもありましたし、普段から激しい曲が多かったんです」と、体力には自信ありだ。

8月31日にはワンマンライブを名古屋ダイアモンドホールで開催する。「やっぱりライブをしているときが、アイドルやってて楽しいなって思います」とにっこり。「ファンの方と会える頻度もグループ時代と変わらずいられてよかったです。ずっと好きでいてくれてる人を誰も置いていきたくないっていう気持ちがあって。安心して応援できるような人でいたいです」。

ファンに幸せを届けるべく、これからも全力でステージに立ち続ける。

◆江籠裕奈（えご・ゆうな）　2000年（平12）3月29日、愛知県生まれ。11年にSKE48の5期生としてお披露目。15年にシングル「コケティッシュ渋滞中」で初選抜入り。以降、15度選抜入りするなど中心メンバーとして活躍。昨年12月にグループ卒業。特技は魚へんの漢字を書くこと。身長162センチ。