芸歴70年「気になる嫁さん」榊原るみが森田健作に「デートに誘ってくれなかった」とクレーム

榊原るみ（左）と森田健作

女優榊原るみ（73）が30日、都内で俳優森田健作（74）がパーソナリティーを務めるNACK5「青春もぎたて、朝一番！」（8月18日午前6時30分）とニッポン「青春の勲章はくじけない心」（同19日午後6時20分）の収録に参加した。

1971年（昭46）の映画「望郷」や日本テレビ系連続ドラマ「俺は男だ！」、74年の映画「東京ド真ン中」で共演歴のある2人だが、会うのは50年ぶり。榊原が「何度も共演して恋人役もやったのに、デートに誘ってくれなかった。1回くらいデートしていたら、私の人生も変わっていたかも」と言うと、森田は「俺の人生も」。榊原が「今からでもいいですよ（笑い）。当時は、この人は女の子に興味がないのかなと思っていました」と言うと、森田は「そんな事を言うからモテなくなる」と苦笑いした。

榊原は71～72年に放送された日本テレビ系連続ドラマ「気になる嫁さん」に主演して大ブレーク。娘の女優松下恵（43）の芸名の「恵」は、演じた「坪内めぐみ」から名付けた。当時の榊原は「お嫁さんにしたい女優No.1」と言われた。「本当の私はお嫁さんに向いていないタイプ。お料理は大嫌いだし、子供も嫌い、赤ちゃんが苦手なんです。子育ては1人だけ。家庭的に見える女優さんが、実はとんでもなかったりするんです（笑い）」。森田も「僕は『俺は男だ!』のイメージで男尊女卑だと思われてるんだけど、それは違う」と話した。

50年ぶりの再会で、年齢も森田が1歳上だが、芸能界のキャリアは榊原が大先輩。榊原は「3歳くらいからモデルとやって、女性コミック誌の表紙とかをやっていました」と“芸歴70年”であることを明かした。森田は「当時は全然、しゃべったりしなかったけど、あの頃を思い出すのは不思議だよね。昔、一緒にやっていた人が頑張っていると、私も元気になる」と笑顔を見せた。