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パワハラ疑惑の兵庫県知事が阿部一二三&馬術メダル祝福 初老ジャパンに「皆さんまだまだ現役」

日刊スポーツ / 2024年7月30日 18時8分

斎藤元彦兵庫県知事(2023年12月撮影)

パワハラ問題の渦中にある兵庫県の斎藤元彦知事が30日までに、パリオリンピック(五輪)でメダルを獲得した同県出身の選手を祝福するメッセージを県の公式サイトに寄せた。

斎藤知事は、29日には、柔道男子66キロ級で連覇した阿部一二三(26=パーク24)に向け「パリ2024オリンピック競技大会で、神戸市出身の阿部一二三選手(柔道男子66kg級)が2大会連続の金メダルを獲得されました。地元神戸の皆さんや、妹の詩選手など、多くの人たちの思いや声援を力に変え、力強い闘いぶりで、見事、五輪連覇を達成されました。本当におめでとうございます」とコメント。「あとに続く選手の皆さんのご活躍も期待しています」とエールも送ると「また、兵庫県として、スポーツをはじめ様々な分野で世界に飛躍しようとする子どもや若者たちの夢を支援してまいります」と県の取り組みについても述べた。

また30日には、馬術の総合馬術団体で92年ぶりメダルとなる銅メダルを獲得したうち、神戸市出身の北島隆三(38=乗馬クラブクレイン)の名をあげて祝福。「パリ2024オリンピック競技大会で、92年ぶりのメダルを獲得された総合馬術団体チームの皆さん、おめでとうございます。神戸市出身の北島隆三選手をはじめ、皆さんの快挙に日本中が湧きました。日本の馬術競技では92年ぶり、団体としては初のメダルとなりましたが、ここに至るまで様々な難局を乗り越え、チーム一丸で栄冠を手にされました」と記した。

平均年齢の高さで話題となっている「初老ジャパン」の呼称にも触れ「平均年齢41.5歳の“初老ジャパン”を自称されていますが、皆さんまだまだ現役です。皆さんのご活躍は、多くの働き盛り世代への力強いエールとなったことでしょう」と言及。「兵庫県としましても、生涯スポーツの振興など、誰もがスポーツを身近に楽しむことができる環境づくりに力を注いでまいります」と、引き続き県政に取り組む姿勢も示した。

斎藤知事をめぐっては、パワハラ疑惑などを告発する文書を作成して懲戒処分を受けた元県西播磨県民局長の男性が今月7日に死亡。「死をもって抗議する」などの趣旨を記したメッセージも残していたことがわかった。また文書の中で、業務を理由に療養中とされていた職員の男性が4月に死亡していたことも分かっている。斎藤知事はこれまでに一貫して辞職を否定し、百条委員会や第三者委員会の調査をすすめる意向を示している。

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