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伊藤沙莉、NHK朝ドラ「虎に翼」16・8% 手紙の内容に疑問を持った寅子…香子に助けを求め

日刊スポーツ / 2024年8月1日 10時16分

朝ドラ「虎に翼」主演の伊藤沙莉(2024年3月撮影)

伊藤沙莉がヒロインのNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~金曜)7月31日に放送された88回の平均世帯視聴率が16・8%(関東地区)だったことが31日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は9・5%だった。平均世帯視聴率の最高記録は第60回の18・1%。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。伊藤はヒロインの猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じる。

朝ドラ110作目で、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描く作品。「虎に翼」は中国の法家「韓非子」の言葉で「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味。

石田ゆり子、三代目J SOUL BROTHERS岩田剛典、松山ケンイチらが出演。尾野真千子が「語り」を担当。よるドラ「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香氏が脚本。主題歌「さよーならまたいつか!」をシンガー・ソングライター米津玄師が務める。

あらすじは、寅子(伊藤沙莉)と航一(岡田将生)は、涼子(桜井ユキ)が働く喫茶ライトハウスがたびたび嫌がらせを受けていたことを知った。警察に相談するも相手にされず、嫌がらせにも慣れつつあると話す涼子と玉(羽瀬川なぎ)の代わりに怒る寅子。改めて放火事件の証拠品を調べた寅子は、兄の顕洙(許秀哲)が弟の広洙(成田瑛基)に宛てて送った手紙の内容に疑問を持ち、小野(堺小春)に協力を仰いだ。さらに汐見香子(ハ・ヨンス)に助けを求めた。小野から教えてもらった翻訳した手紙の内容では「家の中を燃やす」という言葉だったが、その“燃やす”が「気をもませる」という意味で、香子は誤訳ではないかということだった。

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