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【王位戦】“ダブル永世”狙う藤井聡太王位vs渡辺明九段 2日目再開、激しい攻め合いに

日刊スポーツ / 2024年7月31日 9時50分

立会人の小林健二九段(右)が持つ渡辺明九段の封じ手を確認する藤井聡太王位(左)(日本将棋連盟提供)

藤井聡太王位(竜王・名人・王座・棋王・王将・棋聖=22)に渡辺明九段(40)が挑む将棋の伊藤園お~いお茶杯第65期王位戦7番勝負第3局が31日、徳島市の「渭水苑」で再開された。シリーズ対戦成績は1勝1敗。藤井は王位5連覇と「永世王位」の資格獲得(連続5期または通算10期)がかかり、「永世棋聖」に続き、“ダブル永世”を狙う。19日に誕生日を迎えた藤井は22歳初対局となる。王位初挑戦の渡辺はタイトル奪取を目指す。

藤井は前日と同じ和装姿で午前8時48分に現れた。両対局者は記録係が読み上げる前日の手順を盤上に再現した。立会人の小林健二九段(67)が渡辺の44手目の封じ手を開け、「封じ手は後手6六角です」と読み上げた。2日目は激しい攻め合いになりそうだ。

王位戦は全国を転戦し、1局を2日かけて戦う持ち時間各8時間の7番勝負。先に4勝を挙げた方がタイトルを獲得する。昼食休憩を挟み、対局は夜までに決着する見込み。

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