美しすぎる射撃手、韓国のキム・イェジが話題「SF映画の暗殺者のよう」あの著名人もメロメロ

射撃女子エアピストルで銀メダルを獲得した韓国のキム・イェジ（ロイター）

7月27日（日本時間同28日）に行われたパリオリンピック（五輪）の射撃女子エアピストルで銀メダルを獲得した韓国のキム・イェジ（31）の「美しすぎる冷徹スナイパー」ぶりが、世界で話題になっている。

X（旧ツイッター）には、「カッコ良すぎて見惚れている」「キム・イェジ選手が世界新記録達成、その瞬間にGet Wildを流したら完璧なシティーハンターの世界に」などさまざまな声が寄せられているほか、世界的著名人や大手メディアも注目し始めており、パリ五輪を機に一躍、「時の人」になっている。

SNSには、今年5月にアゼルバイジャンで行われた射撃のW杯にイェジが出場し、25メートルピストルで世界新記録を樹立した際のイェジの動画が投稿されているが、この動画の再生回数は2000万回を超えたとされている。全身黒のウエアで、終始クールな表情を変えずに射撃を行い、エアピストルを扱う20数秒の短い動画には「所作や表情が韓ドラですか？ってぐらい迫力あるしかっこいい」「カッコよすぎる」などのコメントが殺到した。

この映像には、英映画テレビ芸術アカデミー委員会のデル・ウォーカー氏がXに「私が今まで人生で見た中で、最大の『主役級のオーラ』がある」と投稿したほか、米実業家で「テスラ」CEOのイーロン・マスク氏も「彼女はアクション映画のキャストにされるべきだ。演技なんか必要ない！」と投稿。あのマスク氏をもメロメロにするオーラが、大きな話題になっている。

現地報道などによると、イェジは1児の母。パリ五輪での競技の際には、腰のベルトにゾウのぬいぐるみのようなものをぶら下げており、これは子どものお守りだとされている。一方、ファッション誌「GQ」でも「未来的なウエアをまとったSF映画の暗殺者のよう」と評されるなど、ファッションアイコンとしても注目が集まっている。

米CNN（電子版）は「インターネットが韓国新記録を打ち立てたシューター（狙撃手）と恋に落ちる」というタイトルで記事を配信。「PARIS 2024」のマークが付いた、独特の形をした競技用シューティンググラスのすきまから、前方を見すえるセクシーな表情の写真や、競技中の様子、銀メダルを獲得して表彰式の際のメダルをかじるおちゃめな表情などの写真を複数添え、イェジの人となりや競技の実績、イェジに寄せられている反響の大きさを報じている。

イェジは2日（日本時間）から3日（同）にかけて行われる女子25メートルピストルに出場予定で、金メダルへの期待を含めさらなる注目を集めそうだ。