1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

藤井聡太7冠 パリ五輪「すばらしいパフォーマンスは励み」 関西囲碁将棋記者クラブ賞表彰式 

日刊スポーツ / 2024年8月1日 16時18分

関西囲碁記者クラブ賞の表彰式に出席した藤井聡太7冠、藤本渚五段(撮影・松浦隆司)

関西囲碁将棋記者クラブは1日、第32回記者クラブ賞に将棋の藤井聡太7冠(竜王・名人・王位・叡王・棋王・王将・棋聖=22)、囲碁の井山裕太3冠(王座、碁聖、十段=35)、特別賞に将棋の藤本渚五段(19)を選出した。大阪市の関西将棋会館で表彰式が行われた。

藤井は4年連続4度目、井山は4年連続16度目の受賞。藤井は史上最年少で名人位に就き、叡王、棋聖、王位を防衛すると、王座を獲得して8冠全制覇を達成した。

王座戦7番勝負第3局の徳島から車で移動して“途中下車”。大阪市の関西将棋会館での表彰式に出席した藤井は「昨年度は実力以上の結果を残すことができた1年だったかなと思う」と振り返った。

井山は昨年、碁聖、王座の2冠を防衛。テレビ棋戦の竜星戦では最多の5回目の優勝を果たした。

8月3~5日に韓国で行われる「第10回全羅南道国手山脈国際囲碁大会世界プロ最強戦(通称・国手山脈杯)」出場のため、先駆けて大阪市内での表彰式に出席した井山は「関西の棋士にとって名誉な賞に選んでいただき、本当にありがとうございます」とコメント。「昨年は碁聖、王座という2つのタイトルを死守できた一方、2日制のタイトル戦では厳しい戦いが続きました。収穫も課題も見えた1年でした」と振り返った。

藤本は昨年、加古川青流戦を史上最年少で制し、順位戦C級2組を1期抜けした。最多タイの年間51勝、歴代4位となる勝率8割5分を達成した。特別賞初受賞に「とても光栄に思っています」と話し、「昨年度は結果を出すことができたが、ミスもあり、内容は納得いくものではなかった。まだまだ課題はあり、成長していきたい」と意気込んだ。

同世代が活躍するパリ五輪について藤井は「将棋は日の丸を背負ってという状況はないが」と前置きし、「緊張感やプレッシャーがある中で、日本代表のすばらしいパフォーマンスを見ると励みになる。もっと頑張らないと感じる」とさらなる飛躍を誓った。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください