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【宝塚】本拠地大劇場で11カ月ぶり新人公演 雪組・蒼波黎也「学びの場、時間に感謝」

日刊スポーツ / 2024年8月1日 20時32分

宝塚大劇場(2023年4月撮影)

兵庫・宝塚大劇場で1日、昨年9月以来、11カ月ぶりの新人公演が上演された。宝塚歌劇の雪組新人公演「ベルサイユのばら -フェルゼン編-」で、18年入団の104期生、蒼波黎也(あおは・れいや)が主演し、21年入団107期生、白綺華(しらき・はな)がヒロインを務めた。ともに初主演、初ヒロイン。

スウェーデンの貴族フェルゼンを演じて、初センターに立った蒼波は「今回より、宝塚大劇場での新人公演も上演いたします」とあいさつ。復活した新人公演に「私たちの学びの場であり、学びの時間をいただいて、感謝しております」と思いを口にした。

本公演は雪組トップ彩風咲奈のサヨナラ公演。大きな責任を胸に臨み「ベルサイユのばらという作品を、新人公演メンバーだけで挑戦することは、計り知れないことでした。これからの私たちにとって、大切な経験になりました」と、今公演を、より一層の飛躍の場にしたい思いも口にした。

宝塚歌劇団では、昨年9月末に宙組団員が転落死。劇団は今年3月28日、パワーハラスメントを認めて急死団員の遺族と合意書を締結し、謝罪。同時に、稽古日程を含めて過密スケジュールが浮き彫りになり、宝塚大劇場での新人公演は、昨年9月7日の月組公演「フリューゲル」を最後に取りやめられていた。

同劇団の村上浩爾理事長(57)は前日の7月31日に取材対応し、改革の進捗(しんちょく)状況などを説明。稽古日程を多めに確保するなどし、負担の軽減をはかる改革を進め、再開することを決めたなどと説明していた。

7年目までが出演する新人公演をめぐり、村上理事長も「生徒の将来においても、舞台に立つにあたっての大切な場」と位置づけ、再開の道を探っていた。

その機会を得て、蒼波は「本日こうして無事に終えられたのも、皆さまのおかげです」。東京宝塚劇場での新人公演に向けても「新たな課題が見つかり、真正面から向き合っていきたい」と精進を約束していた。

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