英ヘンリー王子とメーガン妃がコロンビアに外遊へ、５月のナイジェリア訪問では大きな批判も

ヘンリー王子（左）とメーガン妃（2019年6月撮影）

英国のヘンリー王子（39）とメーガン妃（42）夫妻が1日、今年5月のナイジェリア訪問に続いて今度はコロンビアに外遊することが明らかになった。

夫妻はコロンビアのフランシア・マルケス副大統領から首都ボゴタのほか、カルタヘナとカリを訪問するよう招待を受け、日程は不明ながら今夏に再び大規模な海外ツアーを行う複数の欧米メディアが伝えている。

王子が立ちあげた負傷兵士らのための国際スポーツ大会インビクタス・ゲームのプロモーションの一環で訪れたナイジェリアと似たような外遊になる予定だという。今年11月にコロンビアで開催される児童に対する暴力の根絶に関する初の世界閣僚会議に先立って行われる夫妻の訪問は、時期的に重要視されているという。

同副大統領は「副大統領兼平等・公平大臣として、ヘンリー王子とメーガン妃が私たちの美しい国を訪問する招待を快く受け入れてくれたことを発表できることをうれしく思います」と声明を発表し、「進歩に尽力するコロンビア人の願望と声を体現するリーダー、若者、女性たちと交流する特別な機会となる」とコメント。同時に夫妻はコロンビアの豊かな伝統を体験することになると述べている。

ナイジェリアでは「まるでロイヤルツアー」のようだと批判を浴びた夫妻。コロンビアは犯罪も多い国として知られることから、早くも夫妻の訪問には批判の声も出ており、今回も物議を醸すことになりそうだ。（ロサンゼルス＝千歳香奈子通信員コロンビア）