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自民離党広瀬めぐみ氏は「辞職が常識」立民泉代表が議員辞職求める 党の「補選逃れ」思惑も指摘

日刊スポーツ / 2024年8月2日 15時12分

立憲民主党の泉健太代表(2023年10月6日撮影)

立憲民主党の泉健太代表は2日の定例会見で、公設秘書に勤務実態があるように装い、国から支給された秘書給与をだまし取った疑いで東京地検特捜部の強制捜査を受け、自民党を離党した広瀬めぐみ参院議員(58=参院岩手)について「当然、辞職するべきです。常識でしょ」と、厳しく指摘した。

広瀬氏は、強制捜査を受けた7月30日に即日、自民党を離党。しかし泉氏は「恐らく、広瀬議員単独の考えではないはず。自民党側には、離党して難を逃れろ、とかげのしっぽ切りをやって9月15日までに辞任しなければ(参院岩手選挙区の)補選もない、という意図もあるのではないか」と、広瀬氏がすぐに辞職しない背景には、自民党の「補選逃れ」の思惑があるとの認識を示した。

「(広瀬氏は)まだ自民党の指導下にある。岩手県連も本来は辞めさせないといけないし、自民党も辞めさせないといけない」と、秘書給与詐取疑惑という「政治とカネ」の問題が取りざたされながらも辞職しない背景を分析しつつ、自民党の対応を批判した。

一方、防衛省や自衛隊で不祥事が相次いだことを受け、7月30日に行われた閉会中審査に出席した木原稔防衛相の進退問題についても「木原大臣も、本当に予算委員会をやったら(答弁が)もたないのは自民党は分かっているはず」と指摘。「だから(予算委開催を)要求しても応じず、国会では『逆審議拒否』が行われている。自見党が多数派で設定した場(衆院安全保障委員会など)で議論せざるを得ないのは大変くやしい。辞任を求めたが、のらりくらりと当事者意識のない答弁が繰り返された」と口にした。

その上で「そうやって延命している姿、真実を国民のみなさんには見てもらいたい。今でも辞めさせようとしていない自民党は、ここまでひどい、ということを見てほしい」と、国民に向けて訴えた。

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