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柔道女子バルセロナ銀メダリスト「日本にはルールが2つ」多発する不可解判定を解説

日刊スポーツ / 2024年8月3日 21時18分

溝口紀子氏(2023年6月撮影)

92年バルセロナオリオンピック(五輪)の柔道女子52キロ級銀メダリストで、スポーツ社会学者の溝口紀子氏(53)が3日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜午前9時30分=関西ローカル)に生出演。不可解判定が相次ぐパリ五輪について背景を説明した。

溝口氏は「日本の柔道と、フランスの柔道、海外の柔道。言い方が違うように違うんです」。続けて、論争が激化しているルールについても言及した。

「日本は国内ルール(である)講道館ルールと、国際ルールの2つあるんですよ。これ、日本だけなんですよね」

柔道は、日本にとって「ある意味お家芸」と言い、それゆえに、ルールが2種類存在して混乱すると指摘した。

「だから、矛盾をはらんでるんです。審判員の目の評価、(つまり)技の評価も『技ありなの?』とか。日本人が見てるのは、おそらく国内ルールに慣れているんですよね」

オリンピックのような国際大会のルールは、国内ルールとは違う上に、年々アップデートしているとも。

「だから皆さん、もっと見てほしいんですよね。(柔道を、オリンピックがある)4年に1度しか見てないじゃないですか。その間に実はルールってアップデートしているんですよ。私でも、見なかったら…。皆さん4年前の古いルールで見ちゃうと(違う)」

ルールへの認識に差異が生じている現況を解説した。さらには、コロナ禍で東京五輪が1年遅れ、今回は、期間が3年になったことにも触れ「3年が影響してますよね。本来なら4年なんですね。私たち、体内時計でプログラミングされてる。だから、ミスした人と、そうでない人が。私たちは一瞬、1秒、その瞬間にピークを持ってくるので、それが1年ってすごい、ずれてくるんですよね」と話していた。

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