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恵俊彰「ひるおび」15周年「あっという間」「きょう終わったら明日とやっているうちに15年」

日刊スポーツ / 2024年8月5日 14時0分

MCを務めるTBS系情報番組「ひるおび」が15周年を迎え、「15」のポーズを披露する恵俊彰

TBS系情報番組「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)が放送15周年を迎え、MCの恵俊彰(59)がこのほど都内で取材会を行った。あっという間だったという15年を振り返りなから、「あと6年くらいやれたら」と意欲もみせている。

   ◇   ◇   ◇

-15周年を迎えた心境は

恵 あっという間でした。毎日視聴率が出て、1日の勝ち負けもあれば、1週間の勝ち負け、1年の勝ち負けもある。きょうが終わったら明日、とやっているうちに15年経った感じです。

-15年間番組が支持されてきた理由は何だと思いますか

恵 「不易流行」という好きな言葉がありまして。いいところは残しながら少しずつ変わっていくことを自分の中で目標にしてきた。僕も江藤愛アナウンサーも八代英輝さんも少しずつ通っていますが、全体的には何も変わっていないみたいな印象を持たれていると思う。それがいちばんの理想です。変化に気付かれると違和感になる。違和感がないように変化を遂げていきたい。

-15年間でいちばん変化したことは

恵 髪の毛の色ですかね(笑い)。素の自分でいられるように、去年の2月くらいに染めることをやめまして。というのも、男性の平均寿命が83歳とかで、健康寿命が72歳だと。今年60になるので、あと12年しかない。72歳で免許を返納しようと思っているので、2年に1回車を乗り換えてももう6台とかないんだなと。逆算してやれることを考えると、素の自分でいられるようにと。

-15年間で印象に残っていることは。

恵 インパクトがあったのは、東日本大震災(11年)。09年から「ひるおび」やらせてもらっているんですけれども、何が起きているのか分からなくて。「はなまるマーケット」を飛ばして「朝ズハッ!」から直接「ひるおび」につなぐという編成も驚きましたし、原発も大変なことになって。スタッフも含めて必死に勉強しながら、でした。

-若い人の中には、恵さんがお笑いの人だと知らない人もいるのでは。

恵 「置かれた場所で咲きなさい」という言葉が好きなんですけど、与えられた場所でどれだけやれるかが、40代以降気にしてきたテーマなので。呼ばれれば、お笑いも喜んでやっています(笑い)。

-あと何年やりたい、という思いはありますか

恵 子どもが小学生なので、あと6年くらいはやれたらなと。「ひるおび」か始まった時から、何年やろうとか考えていなかったです。この世界って、終わりが突然、残酷に来るので。(改編期の)4月と10月に毎年ドキドキしながら(笑い)。

-15周年特別Weekでは、初めてスタジオを出てロケにも出ていますね

恵 この番組ではなかなかロケがなくて。ディズニーランドの裏側で、日本人のおもてなし精神を取材しました。これをきっかけにどんどんロケに出て行きたいですね。

◆「放送15周年特別Week」 12日~16日の5日間、番組ではさまざまな特別企画で“ニュースな現場”を深掘り。出演者がスタジオを飛び出し、話題のスポットを取材。恵と江藤愛アナウンサーの初のツーショットロケも話題を集めそうだ。

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