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片岡孝太郎、坂東彦三郎、坂東亀蔵が新しいことずくめの「夏祭浪花鑑」 9月国立劇場主催歌舞伎

日刊スポーツ / 2024年8月5日 12時38分

国立劇場主催歌舞伎公演「夏祭浪花鑑」の取材会で、物語の場面を再現する、左から坂東亀蔵、片岡孝太郎、坂東彦三郎

歌舞伎俳優片岡孝太郎(56)坂東彦三郎(48)坂東亀蔵(45)が5日、都内で、国立劇場主催の歌舞伎公演「夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)」(9月1~25日、新国立劇場中劇場)の取材会に出席した。

彦三郎は団七九郎兵衛を、亀蔵は一寸徳兵衛を、孝太郎はお辰をそれぞれ初役で挑む。

孝太郎は「初役が僕らの中にどれだけいるか。新しい人たちの新しい『夏祭浪花鑑』、これが定番になるかもしれない。花道(の演出)も含め新しいことずくめになるので、新しい歌舞伎を作っていきたい」と話した。オーケストラピットを張り出し舞台のように使い、そこから花道が客席に延びるという。

団七を演じる彦三郎は「予想もしないところから飛び込んできたお話。想像もできない状況ですが、できない人にオファーは来ないと思うし、できないとは言いたくない。しっかりとした、いい作品を作りたい」と話し、松本幸四郎に教わるとした。

また「団七は、僕の世代では幸四郎さん、(片岡)愛之助さん、(市川)團十郎さん、(中村)勘九郎さん…スターさんたちがやっている役。僕は周回遅れじゃ済まないくらい離されています。こういう機会をちゃんとしておかないと未来につないでいくことはできないので、このチャンスをしっかりとものにしたい」と意欲的に語った。

亀蔵は「40年前に、市松で初舞台を踏んでいるのでご縁を感じています。いろいろな映像を見て(市川)左團次のおにいさんの徳兵衛がすてきだったので、(長男の)男女蔵さんに教わります」と話した。

同時期に新国立劇場小劇場では、文楽鑑賞教室でも「夏祭浪花鑑」が上演される。

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