笑福亭仁智、桂米丸さん訃報に「長老が亡くなるのは損失」「新作落語でリーダーシップを発揮」

笑福亭仁智（撮影・阪口孝志）

上方落語協会会長の笑福亭仁智（71）が5日、大阪市の天満天神繁昌亭で、老衰のため、都内の病院で亡くなった現役最高齢99歳の落語家桂米丸さん（本名・須川勇）を悼んだ。

米丸さんは桂米朝さんと同じ年。世代でいえば仁智の大師匠6代目笑福亭松鶴さんと近いため、直接会ったことはなかったが、「何年か前に奥さまがお亡くなりになられ、落ち込んでいた時期もあったそうですが、そこから復活して元気に活躍されているとお伺いしていた。長老が亡くなるのは損失ですね」。

自身も新作落語に積極的に取り組んでおり、「東京で新作といえば、（柳家）金語楼さん、その後は米丸さん。リーダーシップを発揮されてこられた。ご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。