桂文枝の弟子、三語らが15周年興行 師匠からゲキ「頑張ろうかなという気持ちに」
日刊スポーツ / 2024年8月5日 13時7分
芸歴15周年を迎える落語家林家愛染(37)桂団治郎(35)桂三語(39)桂和歌ぽん(33)桂福点(56)が5日、大阪市の大阪天満宮で「噺家(はなしか)十五周年~翔(と)ぶトリウィーク」の成功祈願を行い、天満天神繁昌亭で会見を開いた。
同公演は芸歴15周年を迎える落語家が、繁昌亭と神戸新開地喜楽館で昼席1週間トリを務めるという初の取り組み。会見に同席した上方落語協会の笑福亭仁智会長は、その年最も活躍した同協会所属の落語家に贈られる「繁昌亭大賞」が入門25年以下となっていることから、「15年という節目に協会が後押しして、実力を感じる機会をつくりたかった」と経緯を説明。今後、慶事で使用する後ろ幕とのぼりを制作し、お披露目した。
愛染が「どうなるか分からないが楽しみの方が勝っている」と語れば、和歌ぽんは「『和歌ポンがトリで大丈夫か』といわれますが、トリをやらせてよかったと思われるよう、記憶に残るような笑いと元気を届けたい」。団治郎は「『来年からは辞めようと』と言われないように皆で一丸になって頑張りたい」と初の取り組みへの意気込みを語った。
全盲の落語家福点は「実質、右も左も分からない。15年間、皆さんに手を引いてもらったり、背中をたたいてもらって歩いてきた。1つ1つ、皆さんに感謝の思いを込めて、笑いを届けられたら」と語った。
一方、桂文枝の弟子の三語は、師匠が6月に出演した東京・鈴本演芸場での「落語協会百年興行」に同行。「東京の方は寄席を大事にしている。僕らは(繁昌亭が)できてから入門してるので、原点に帰れた。寄席を大事に笑いと感動を届けたい」。
来年で40歳。師匠からは「俺は40歳の時、レギュラー何十本で、文化庁芸術祭大賞取ってたけどな」とプレッシャーをかけられたそうで、「頑張ろうかなという気持ちになった。日々の積み重ねで、明日やれと言われてもできるよう稽古しているつもり」と本番を楽しみにしていた。
繁昌亭での公演スケジュールは、愛染が8月26日~、団治郎が9月16日~、三語が11月18日~、和歌ぽんが12月23日~、福点が25年1月20日~。
喜楽館での公演スケジュールは愛染が25年1月27日~、団治郎が同2月3日~、三語が同24日~、和歌ぽんが同3月10日~、福点が同24日~。
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