阿部一二三を下した「変則肩車」をメダリスト解説、梅沢富美男「タックルでしょ」コメントも納得

日刊スポーツ / 2024年8月5日 16時47分

溝口紀子氏（2023年6月撮影）

92年バルセロナオリオンピック（五輪）の柔道女子52キロ級銀メダリストで、スポーツ社会学者の溝口紀子氏（53）が5日、日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」（月～金曜午後1時55分）に出演。柔道混合団体決勝で阿部一二三に勝利したジョアンバンジャマン・ガバ（フランス）が仕掛けた技について解説した。

ネットでも議論となっていたこの技は「こんなん柔道って認めたくないな」「フランスって柔道って言うよりレスリングやってない？」「タックルまがいな技って柔道でありなの？」など一部で批判的な声が上がっていた。出演していた梅沢富美男（73）も「あれってタックルでしょ」とコメントしていた。

これに対し溝口氏は「あれは肩車という技で、フランスのコーチに連絡したところ、この五輪に向けて2～3週間で準備してきた技とのことです。今この技はトレンド。ダイレクトに足を触ってはいけないというルールになってから、こういった技が確立されてきました」と説明した。これに梅沢は「大変失礼いたしました」とおわびしていた。