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現役最高齢99歳の落語家桂米丸さん死去 弟子のヨネスケ「礼儀も教わり育てていただきました」

日刊スポーツ / 2024年8月6日 5時30分

17年9月、取材中も笑顔を絶やさない桂米丸さん

現役最高齢99歳の落語家桂米丸(かつら・よねまる)さん(本名須川勇=すがわ・いさむ)が1日午後4時45分、老衰のため都内病院で亡くなった。落語芸術協会が5日、発表した。同協会の最高顧問。葬儀は4日に近親者によって営まれた。喪主は長女倉田信子(くらた・のぶこ)さん、次女平井(ひらい)いずみさん。

新作落語一筋、第一人者として知られた。46年に古今亭今輔に入門。49年に4代目桂米丸を襲名し、真打ち昇進した。同協会初代会長で、00年に最高顧問に就任。紫綬褒章、旭日小綬章。弟子には桂歌丸さんらがいる。

寄席定席の最後は19年9月下席の新宿末廣亭だった。80歳で心臓のバイパス手術を受けるなど大病を患ったが、観客の笑い声や笑顔が健康につながると話していた。

弟子のヨネスケ(桂米助=76)は「最近まで電話でよく話していました。寄席はどうなんだ、と気にしていましたね。僕が『1席全部しゃべらなくてもいいから高座に上がってくださいよ』と言いましたが、うんとは言いませんでした。変な形では上がりたくなかったんでしょう」と話した。さらに「僕はおやじがいないので、父親のような存在でした。怒ることはなかったんですが、小言が多かったですね。礼儀も教わり育てていただきました」と感謝した。

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