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囲碁棋士有志による能登半島復興支援チャリティー指導碁会開催 約100万円を被災地に寄付

日刊スポーツ / 2024年8月5日 19時2分

能登半島復興支援チャリティー指導碁会に参加した囲碁棋士有志

能登半島復興支援チャリティー指導碁会が3日、東京・市ケ谷「日本棋院」で開催された。

藤澤一就一門後援会と、囲碁の普及を目指して棋士有志により今年発足した「IGOPRO」が主催し、藤澤一就八段(59)の門下からは関航太郎九段(22)、上野愛咲美新人王(22)上野梨紗女流棋聖(18)の姉妹、木部夏生三段(28)ら13人の弟子が出席。このほか、IGOPROの鶴山淳志八段(42)、林漢傑八段(40)、星合志保四段(27)、安田明夏初段(21)、趣旨に賛同した山城宏九段(65)、清成哲也九段(62)といった計20人の棋士が参加し、指導碁などを行った。また、チャリティー・オークションには藤澤の父、故藤沢秀行名誉棋聖の揮毫(きごう)などの出品された。

今年1月1日の能登半島地震発生以降、藤澤八段は「一門でチャリティーイベントはできないか」と模索していたという。鶴山八段たちからも同じような考えがあることを知り、一緒に開催する運びとなった。

被災地となった石川県穴水町には、囲碁の碁石を入れる碁笥(ごけ)を作る会社がある。全国の6割を占めるが、生産がストップした状態だ。「何かしなければ」という思いが、囲碁棋士有志を動かした。

「早く日常が戻ってくるように、少しでも力になれれば」(藤澤八段)。イベント会場と日本棋院輪島支部を結んでのオンライン指導碁も初めて行われた。

イベントにはファンや関係者ら約200人が参加。オークションの売上金(40万7000円)と寄付金を合わせた約100万円のうち、60万円は碁笥の制作会社、残りは日本赤十字社を通じて被災地にそれぞれ寄付された。

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