バレー西田有志公式スタッフＸが「もう引退で」投稿諭す「同じことを僕は言わないようにしたい」

バレーボール男子準々決勝　フルセットの末イタリアに敗れ、肩を落とす西田（右）ら日本代表（撮影・河田真司）

パリオリンピック（五輪）バレーボール男子は5日、準々決勝でイタリアに2－3で敗れ準決勝進出はならなかった。52年ぶりの金メダルを目指した戦いの幕が閉じた。

X（旧ツイッター）では日本代表をねぎらう投稿が相次ぐ一方で、一部では選手名を挙げて「もう引退でお願いします」とつづる投稿も散見された。

オポジットとしてチームをけん引した西田有志（24）の公式スタッフアカウントは当該の誹謗（ひぼう）中傷投稿を引用し、注意喚起を行った。

「自分の大事な友人や、家族や子供が　一生懸命に何かに挑戦し、涙を流し　汗を流し、それでも届かなかった時に　同じことを僕は言わないようにしたいです!!」と書き出した。そして「人は挑戦することの大事さを　尊さを忘れてはいけないと思います!!」と続けた上で「選手の皆さんは　本当にお疲れ様でした!」と締めくくった。

この投稿に対し「こんな心無い言葉は無視です　試合とても感動しました！　まだ引退しないでください」「西田選手ナイスゲームでした　沢山のプレッシャーの中挑戦すること　とてもかっこいいです。どうか応援してる人が沢山いることに目を向けてこれからも頑張って欲しい。引退しないで…」「こんなにひどいことが簡単に言えるなんて」などのコメントが寄せられていた。