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菊間千乃氏、阿部詩の号泣に「自分は何かに一生懸命取り組んでいるのか。自分を反省した」

日刊スポーツ / 2024年8月6日 13時35分

菊間千乃さん(2012年撮影)

元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃氏は6日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、パリオリンピック(五輪)柔道女子52キロ級2回戦で敗退した阿部詩(24)が号泣した姿に、SNSで心ない批判を含めたさまざまなコメントが相次いだことをめぐり、阿部の姿を見ながら「自分を反省した」と、打ち明けた。

詩は7月28日の女子52キロ級2回戦で敗退。試合後、人目もはばからずに泣き叫ぶ姿に、さまざまなコメントが飛び交った。阿部は4日に行われた柔道混合団体の銀メダリスト会見の際、SNSの声について問われ「見たくなくても、目に入ってくるものではあった」「選手は本当に、1人1人が人生を、すべてをかけて頑張っている。温かい言葉が、人としてはうれしいかなとは思いました」と答えている。

今大会では、詩だけでなく選手や審判の判定に対すさまざまな誹謗(ひぼう)中傷が大きな問題になっている。菊間氏は「敗戦を見た時に分析したり評価することはいいと思うんですが、それと誹謗(ひぼう)中傷は全く違う。選手が画面の中にいるから遠いと思ってなにげなく発しているかもしれませんが、それは選手に届く」とした上で「こういうことが続けば、究極の状態で選手が戦っている時に本領を発揮できなくなり、萎縮してしまうことにもつながりかねない」と、誹謗(ひぼう)中傷には厳しい見解を示した。

その上で「私なんかは、阿部詩選手の、今回の敗戦の瞬間を見ていて、あんなに声を出して泣くほど、自分は何かに一生懸命に取り組んでいるんだろうかと、自分を反省しました。あのくらい人生をかけて一生懸命生きている人がいて、自分もまだまだ頑張らないといけない。むしろ後押しされるところはあった」と、自分に置き換えて述べた。

その上で「ほとんどの人はそう思っていると思う。ただ一部の人が心ない発言をされるが、『一部なんだよ』と言っても、それは選手には届いてしまう」と、SNS発信をめぐる現実を指摘。「そこからどうやって選手を守るのか、JOCとしても考えないといけないし、選手も、自分でそこを守る力を持たないといけない。でもやっぱり、私たち全体が、選手を応援していくという気持ちをきちんと持ちましょうということ」と、選手に対する応援の姿勢について持論を示した。

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