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「ぼったくられる方はもう…っていう感じ」玉川徹氏、IOC幹部の日本五輪開催期待発言に異論

日刊スポーツ / 2024年8月6日 15時1分

玉川徹氏(2019年撮影)

元テレビ朝日社員の玉川徹氏は6日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、開催中のパリオリンピック(五輪)で、国際オリンピック委員会(IOC)幹部が、将来的に、また日本での大会開催を期するような発言をしたことについて、皮肉を交えながら異論を唱えた。

「『ぼったくる側』からすればまた、東京や日本でというふうに考えるんだろうけど、『ぼったくられる方』はもう、って感じでしょうね」と述べた。

この発言は、IOCのデュビ五輪統括部長が3日(現地時間)にパリ市内で日本メディアの取材に応じた際に述べたもの。パリ五輪に2021年東京五輪のレガシーが生かされているとして「日本が開催を検討するかは分からないが、近い将来、また冬季大会などの開催地になるだろう」と述べたことや、「(日本国内での五輪に対する)ムーブメントは、まだ去っていない」と指摘したと、報じられた。これを受け4日、SNSでは「日本がまた開催地に」という言葉がトレンドワードになり、「どこまでタカる気なんだよIOC」などの批判を含め、賛否両論が飛び交った。

玉川氏は、IOCのバッハ会長が東京五輪の時に「ぼったくり男爵」と呼ばれていたことに触れ「バッハ会長、3年前は『ぼったくり男爵』と言われていましたよね。IOC側からすれば…、まあ、ある種、批判を恐れずに言えば『ぼったくる側』からすれば、また東京で、日本でというふうなことを考えるんだろうけど」とIOC側のねらいを推測しつつ「ぼったくられる方は、もう…っていう感じでしょうね」と疑問視した。

「未来永劫(えいごう)やらない、ということではないと思いますよ」としながらも、「前々回の東京オリンピックから(21年東京大会までは)50年あいているが、(今から)次の50年後の日本ってどうなっているんですかと考えると、人口は9000万人を割ってますよ。高齢化率は40%くらいになっている。そういうふうな国で、またあれだけのお金をかけて五輪を呼ぶことが本当にできるんだろうかって、ぼくは思いますけどね」と指摘。人口減や高齢化が進むと予測される日本の将来像に言及しながら、あらためてIOC側の発言に疑問を示した。

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