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「あなた達はヒーロー」バスケ渡辺雄太が苦楽共にした先輩達へ熱き投稿「泣ける」の声/全文

日刊スポーツ / 2024年8月7日 10時57分

渡辺雄太(2024年7月撮影)

パリオリンピック(五輪)の男子バスケ日本代表渡辺雄太(29)が7日にインスタグラムを更新。代表としてともにプレーした富樫勇樹(31)と比江島慎(33)への思いを投稿した。

富樫は6日までに自身のX(旧ツイッター)で2度目の五輪を終え「これで引退ではありません。でもこのオリンピックが最後になる可能性もあります」「もし最後になったとしても何一つ後悔はありません」といった今後の代表活動についてつづっていた。

これに反応する形で渡辺はパリにある凱旋門を見上げる富樫と比江島の写真とともに「日本へ帰国する前日この二人と急遽パリへ。いつも当たり前のようにいてくれた彼ら二人。もしかしたら3人とも揃うのはこれで最後かもと思うとなんとも言えない気持ちになりました」とつづった。

そして「二人とずっとこの先も一緒にまだまだプレーしたいですが、それは彼ら自身が決めること。どのような決断をしても二人と苦楽を共にした13年は忘れません」とした上で「日本バスケを長年ずっと背負ってくれてありがとう。あなた達は僕のヒーローです。日本バスケ界のヒーローです」と投稿した。

この投稿にコメント欄では「泣けます 本当にお疲れ様でした」「3人のヒーローが4年後、同じ舞台に立っていることを願ってしまいます」「日本のバスケファン、いや、世界のバスケファンは貴方達を誇りに思っています。ありがとう!」といった声が寄せられた。

▼以下、投稿全文

日本へ帰国する前日この二人と急遽パリへ。いつも当たり前のようにいてくれた彼ら二人。もしかしたら3人とも揃うのはこれで最後かもと思うとなんとも言えない気持ちになりました。2011年当時僕は16歳。誰も僕の事なんて知らない中、突然A代表に招集されました。その時同じように招集された中にゆうきもまこもいて、無名だった僕とは違い、彼ら二人はすでに世代を代表するスター達でした。僕の憧れでした。そんな二人と気付けばもう13年も代表選手として同じコートでプレーさせてもらいました。負けばっかりの苦労だらけの道のりでしたが、去年のワールドカップでやっと少しだけ報われた気がしました。まこの「俺ら強くなったな」って一言が本当に全てを表してる気がしました。二人とずっとこの先も一緒にまだまだプレーしたいですが、それは彼ら自身が決めること。どのような決断をしても二人と苦楽を共にした13年は忘れません。こんな事言いながら次も3人ともいるかもしれないし、二人かもしれないし、もしかしたら最悪ゼロかもしれない。どうなるか分からないので今伝えておきたいです。日本バスケを長年ずっと背負ってくれてありがとう。あなた達は僕のヒーローです。日本バスケ界のヒーローです。

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