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中村錦之助、隼人と10年ぶり親子で巡業 関係は「この業界では良好な方」「老いては子に従え」

日刊スポーツ / 2024年8月7日 12時52分

「令和六年度松竹大歌舞伎」制作発表会見に登壇した中村錦之助(右)と中村隼人

歌舞伎俳優中村錦之助(64)と息子の中村隼人(30)が7日、都内で「令和六年度松竹大歌舞伎」(10月31日から)制作発表会見を行った。

親子での巡業は約10年ぶり。錦之助はこれまでの巡業を振り返り「隼人が小学生の時に初めて巡業に一緒に行って、そのときは私と同じ部屋でした。2人でいろんな所に遊びに行ったり、親子の楽しい思い出が詰まってます」と回想した。

巡業で楽しみなことを聞かれると「親子でご飯も行けたら」と言いつつ、「やはり一番は親子でこの芝居をできること。隼人には負けられないので、いち役者として戦っていきたいです」と闘志を燃やした。

家族の絆を描く「双蝶々曲輪日記 引窓」では、錦之助が濡髪長五郎、隼人が南与兵衛後に南方十次兵衛を演じる。錦之助は3度目の濡髪長五郎で「いつか親子2人で『引窓』をやりたいと思っていましたが、こんなに早く夢が叶うとは」と笑顔。隼人は「親子でがっつりお芝居するのは近年なかなかなかったこと。特に『引窓』は本当に大好きな演目です。親子で模索してやっていきたいです」と意気込んだ。

「身替座禅」では錦之助が奥方玉の井、隼人が山蔭右京と、親子で夫婦役を演じる。錦之助は「2人並んで出て夫婦だなと思われるよう、若々しくやりたいですね」。隼人も「父も右京の役を務めていますので、相談などもしております。父親ですけど物怖じせずぶつかっていきたいです」と話した。

普段の親子関係について聞かれると、隼人は「僕からすると怖い父でしたが…。この業界では僕と父の関係は良好な方だと思います」と、笑いを誘った。「家では役者の父から普通のお父さんに切り替えができてると思います」と話した。

これを受け、錦之助は「老いては子に従えという言葉がある。若いときはいろいろ言いましたが、一人前になったら自主性を尊重したいです。今は優しいですよ」とにっこり。「隼人の方が厳しい。『親父しっかりしろよ』という目で見られます」と苦笑いした。

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