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伊藤沙莉、NHK朝ドラ「虎に翼」17・9% 2人の思いがあふれ、抱擁する

日刊スポーツ / 2024年8月13日 10時8分

朝ドラ「虎に翼」主演の伊藤沙莉(2024年3月撮影)

伊藤沙莉がヒロインのNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~金曜)9日に放送された95回の平均世帯視聴率が17・9%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は10・1%だった。平均世帯視聴率の最高記録は第60回の18・1%。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。伊藤はヒロインの猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じる。

朝ドラ110作目で、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描く作品。「虎に翼」は中国の法家「韓非子」の言葉で「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味。

石田ゆり子、三代目J SOUL BROTHERS岩田剛典、松山ケンイチらが出演。尾野真千子が「語り」を担当。よるドラ「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香氏が脚本。主題歌「さよーならまたいつか!」をシンガー・ソングライター米津玄師が務める。

あらすじは、優未(竹澤咲子)から優三(仲野太賀)の手紙の存在を教えられた寅子(伊藤沙莉)。自分のことばかりを気遣う内容に涙が止まらない寅子は、優三の分も優未を愛することが自分のやるべきことだったと改めて感じる。雨の夜。列車が止まっていて帰りが遅くなった寅子は今の正直な気持ちを航一(岡田将生)に告げる。優三以外に「誰かを愛してはダメ」だと言う。

だが、帰りに廊下で滑ってしまい、手を取り合ったことをきっかけに、2人の思いがあふれる。「永遠を誓わない、だらしない愛もある」と2人は抱擁し、口づけする。

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