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異例の中止判断 岸田首相が外国訪問とりやめ 南海トラフ注意情報踏まえて出発直前に

日刊スポーツ / 2024年8月9日 14時23分

芸能社会ニュース

岸田文雄首相は9日、長崎市松山町の平和公園で営まれた「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」出席後の記者会見で、会見後に長崎空港を出発して向かう予定だった中央アジアとモンゴル訪問を、中止することを明らかにした。

宮崎県南部で起きた震度6弱の地震を受け、気象庁が「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表したことを踏まえて、その危機管理対応に当たるための措置。首相は「初めてのことであり、国民の皆さんの不安も大きいと思う」とした上で「危機管理の最高責任者の内閣総理大臣として念には念を入れ、少なくとも、気象庁が地震の備えの再確認などを呼びかける1週間程度は国内にとどまり、政府としての対応や情報の発信に万全を期すべきであると判断をしました」と述べた。

首相は当初、9~12日の日程でカザフスタン、ウズベキスタン、モンゴルの歴訪を予定していた。会見後に、長崎空港から最初の訪問国のカザフスタンに向かう予定だった。しかしとりやめを受けてそのまま東京に戻り、官邸で危機管理対応に当たるという。

訪問先の国との調整もあるだけに、出発直前の外国訪問のとりやめは極めて異例の判断といえる。

首相は「外交の岸田」を自任しているが、今回の外国訪問をめぐっては、8日の地震発生を受けて気象庁が「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表し、不測の事態が起きる可能性を踏まえ、見送るべきとの声が自民党内でも出ていた。

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