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デーモン閣下、長崎原爆の日迎え思い「『忘れない』を怠る者たちによって脅かされる」

日刊スポーツ / 2024年8月9日 15時46分

デーモン閣下(2021年11月撮影)

ヘビーメタルバンド、聖飢魔IIのデーモン閣下が9日、ブログを更新。長崎原爆の日を迎え、平和への思いをつづった。

米国による長崎への原爆投下から79年となったこの日、デーモン閣下は「ヒロシマは『人類最初の被爆地』として未来永劫不変であるが、ナガサキが『人類最後の被爆地』であり続けることにはこれまでも度々の危機が訪れている。そしてそれは『忘れない』を怠る者たちによって脅かされる」と、核戦争のリスクがなくならない世界情勢に危機感を募らせ、「広島県・長崎県民ではない諸君の責務でもある。黙祷には、戒めを呼び覚ますという意義もある」とつづった。

続けて、宮崎県南部で起きた震度6弱の地震にも言及。「地震の被害を受けた地域の諸君に見舞いを申すとともに、今後にも十分の備えをしてくれたまえ」と呼びかけ、「また、『偽情報』や『誤情報』、『デマ』が広がり易い状況だ。夫々が冷静な判断に努めるべし」と、気象庁が「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表したことによる混乱を懸念。その上で、「冷静な判断のためには、10秒で良い。黙祷だ。黙祷には、おのれへの問いかけという意義もある」とあらためて黙祷をうながした。

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