「無課金おじさん」日本人の描いた射撃ポーズイラストに反応！SNS沸騰「ご本人に見つかる」

パリ五輪の射撃混合エアピストルにTシャツ無装備で出場し、左手をポケットに入れながら銃を撃つトルコのユスフ・ディケチュ（右）。左はセブヴァル・イライダ・タルハン（ロイター）

7月30日に行われたパリオリンピック（五輪）の射撃混合エアピストルで銀メダルを獲得し、その装備のシンプルさから「無課金おじさん」と一躍時の人になったトルコのユスフ・ディケチュ（51）が9日、自身のX（旧ツイッター）を更新し、日本人が投稿した、「無課金ポーズ」を描いたイラストに反応した。

ディケチュのイラストは、今月1日にXに投稿されたもの。自国名を記したTシャツにスエットというラフな服装ながら、鋭い眼光と視線でエアピストルを構えた写真と、「トルコはオリンピックに『ヒットマン』を送り込んだのか？」という英文がX（旧ツイッター）に投稿されたことでSNSが注目し、世界的な大バズりを果たしたタイミングだ。

Tシャツ姿でエアピストルを構えたイラストとともに「トルコのおじさんあまりにかっこよくてスケッチしてしまった　描いてみるとあらためてわかるんですけど姿勢の美しさがすごいわ」と日本語で記されているが、ディケチュは9日、この投稿をリツイートして「Harika　bir■（セディラ付きC小文字）izim」とポストしている。現地の言葉で「素晴らしい絵」の意味だといい、このイラストを気に入った様子がうかがえる。

ディケチュは、世界的に注目された後の8月4日にXを始めているが、1週間もたたないうちにフォロワーはすでに27万人超。「無課金おじさん人気」はとどまるところを知らない。Xでは、パリ五輪の陸上男子棒高跳びで、6メートル25の世界新記録で金メダルを獲得したアルマント・デュプランティス（24＝スウェーデン）が「無課金ポーズ」をまねたことを受け、「おめでとう　デュプランティス」と祝福したほか、米実業家イーロン・マスク氏とのやりとりもある。

9日、インターネット上では「無課金おじさん」が久しぶりにトレンド入り。これはディケチュが「無課金ポーズ」のイラストに反応したことを受けたもので、SNS上には「遂に、ご本人（無課金おじさん）に見つかる。ご本人曰く『素晴らしい絵』との事」「無課金おじさんのイラストがご本人に！？」「ファンアートが無課金おじさんに捕捉されてて笑う」などのコメントのほか、「おい、無課金おじさんのアカウントが出来てるぞ」「無課金おじさんがTwitter始めてる！！！！」と、Xで発信を始めたことを喜ぶコメントも。「無課金おじさん」人気はまだまだ広がりそうだ。