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電撃表明…枝野幸男氏が立憲民主党代表選出馬を発表 泉健太代表に先んじる「いずれはもう1度…」

日刊スポーツ / 2024年8月9日 19時24分

枝野幸男氏(2024年4月20日撮影)

2017年の衆院選直前に立憲民主党を立ち上げた「創業者」枝野幸男前代表(60)は9日、国会内で会見し、泉健太代表の任期満了に伴う党代表選(9月7日告示、同23日投開票)に立候補すると正式表明した。

泉氏はまだ態度表明しておらず、泉氏に先んじる形での電撃表明。代表選出馬を表明したのは、枝野氏が初めて。

枝野氏は「この間、さまざまな方の声をいただき熟慮していた」とした上で「今、日本は新しい政治のステージに進まないといけない大きな分岐点にある。その中で逃げることなく先頭に立ち、次の世代が力を発揮できるようバトンを引き継ぐのが私に課せられた使命と考えるようになった」と主張。同時期に自民党総裁選が行われることに触れ「与野党を越えてこれから10年、20年、それ以上にわたる政治の大きな方針と、それを実現するリーダーシップを国民の前で競い合う。そんな9月にしなければならない。そうした中で私なりの選択肢を示し、党員・サポーターの皆さんに問いたいという思いから、出馬を決意した」と述べた

先日、代表選の日程が決まったばかりのタイミング。「本来は公告された後と思っていたが、メディアをはじめこの問題への関心が高い状況の中、意思を固めたら早く明確にした方がいいと判断した」と、お盆休み前のタイミングで表明した理由を明かした。

枝野氏は前回2021年衆院選で自民党に敗れたことで代表を辞任した経緯があり、「選挙のみそぎ」がすんでいないまま再びの代表選出馬には批判の声も根強い。枝野氏は「そうした指摘は十分理解する。私にためらう気持ちがなかったと言えばうそになる」としながらも「最大野党の党首を、任期満了で選ぶ選挙だ。後ろ向き、過去を見た議論より、広く国民のみなさんに、だれが先頭に立つのがより日本のためにふさわしいか考えていただきたいという思いになった」と述べた。「代表選で問われるべきは、この国の政治の大きな方針を実現するリーダーとして、だれがいちばんふさわしいか。自民党と競い合う(野党の)総理候補として、だれが望ましいかの1点だ」とも訴えた。

自身の後を継いだ泉氏の党運営について「厳しい状況の中で悪戦苦闘しながら1歩ずつ前に進めていただいた。感謝しているし、ありがたいと思っている」としながらも、「では、感謝しているのになぜ出るのか」と問われると「任期満了の代表選挙があるからだ」と突っぱねた。「政治状況も3年前とは違う。その時々で、だれが代表にふさわしいか、党員は選ぶ権利がある。その選択肢としてできれば、私を選んでいただきたい」と口にした。

「あえて申し上げれば、(3年前に)代表を辞した時から、いずれはもう1度この党を率いて政権にチャレンジしたいと一貫して思っていた」とも明かした。

出馬に必要な20人の推薦人については「20人以上の方に推薦いただける状況とは思っているが、これからお願いさせていただく」という。正式な出馬会見は8月21日に行う。

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