20周年に向け再び走り始めたAqua Timez 神宮花火との数奇な縁!?

大ヒット曲「虹」を熱唱。ファンを魅了したAqua Timez（撮影・たえ見朱実）

5人組ロックバンド「Aqua Timez」が10日、出演する「2024年神宮外苑花火大会」（日刊スポーツ新聞社など主催）にむけ、意気込みを語った。

同バンドは、来年のデビュー20周年に向け今年7月、再び5人で走り始めた。神宮花火ではこれまで12、18年に軟式球場に出ているが、本球場は今年初。ボーカルの太志（44）は「リハで立ってみて『デカっ。どうしよう』と思った」と笑った。数々の大舞台をこなしてきたが「久しぶりということもあって緊張した」と感想を口にした。

18年の解散時、そして再結成した今年と、神宮花火とは不思議な縁がある。「18年の終わりのときは、まさかここにたどりつくなんて思っていなかったし、流れついたような感じ」とし、「もちろん、ヤラセはない。ファンやスタッフの思いが運命という形で僕らを引き合わせてくれた」。

20周年に向け新曲も制作中。だが、この日は「虹」など代表曲のヒットパレードを予定。「新曲はやっぱりリリースしてからやりたい」とし、「初めて見る人もいると思うので、代表曲にしました」と説明した。

2025年までの期間限定の復活。「ずっとやると言いながらあのとき、辞めてしまった」と苦笑し、「現時点では20周年が目標」としている。だが、「また、やるかもしれないし、それは来年になってみないと分からない」と話した。

その上で「ただ、ファンのみんなと向き合っていきたいという強い気持ちが5人にある。あのとき以上に、ちゃんと音楽と向き合っていく」と力強く語った。