島谷ひとみ、デビュー25周年で神宮花火大会に出演「やっとここで歌うことができました」

美声で観客を魅了した島谷ひとみ（撮影・たえ見朱実）

＜神宮外苑花火大会＞◇10日◇神宮球場、秩父宮ラグビー場

デビュー25周年を迎えた歌手島谷ひとみ（43）が神宮球場ステージに出演した。音楽ステージのトップバッターとなった島谷は、白パンツにノースリーブで白のショートジャケットを合わせた夏らしい衣装で登場。オープニングナンバーはダンサブルな「Perseus－ペルセウス－」だった。「みんな一緒に盛り上がっていきましょう！」のかけ声に会場を埋め尽くした観客は拍手とウチワを振って応えた。

「夏らしいこの日に集まれているので、最高の思い出を刻んでいきたいと思いす。私と一緒に思い出を作っていただけたらうれしいです！」と呼びかけた。

2曲目で「YUME日和」では透明感あふれる声で会場を包み込み、3曲目は再びダンサブル曲のメドレーを展開。「他のアーティストはダメだけど、私のこの曲は撮影OKです」と話すと「亜麻色の髪の乙女」の1コーラスをアカペラで披露し、その後はオケに合わせて歌唱した。

ステージ後「すごく気持ち良かった。コロナとかいろんなときを経て、またこうして季節を楽しめる、平和な時間を共有できるのは恵まれているなと、かみしめながらパフォーマンスさせていただきました」と語った。

神宮花火大会の出演を「夢の1つでした」とし、「やっとかないました」という。「スケジュールとかいろいろあって今までかなわなかったけど、やっとここで歌うことができました」とし、「浴衣の人だったり、海外の方だったり、初めての方ともコミュニケーションが取れたと思います」とほほ笑んだ。

また、島谷の呼びかけで始まったイベント「PEACE STOCK’79 TOKYO2024」が17、18日に東京・お台場で開催される。「たくさんのアーティストが出演するので、みなさん足を運んでいただけるとうれしいです」とアピールした。